スズキ・メソードのOB・OG会です。「心のふるさとキラキラ星」を共有する皆様と
 「一生楽しめるスズキ・メソード」をめざします。

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京都で初開催となった「楽器を持って集まろう会」!

  11月26日(日)、スズキ・メソード京都支部の長い歴史を積み重ねて来られた御所南教室で、スズキ・メソードOB・OG会主催の「楽器を持って集まろう会 in 京都」が開催されました。子どもの頃に慣れ親しんだ合奏練習の形式で、ヴァイオリン科指導曲集を中心に遊びましょう、という企画です。マンスリースズキ編集部も参加しました。


 これまで東京で2回、松本、名古屋でそれぞれ開催され、今回は、京都を中心に、大阪、滋賀、名古屋、四日市、東京、神奈川からOB・OG、そして現役の「大人のスズキ」の生徒、見学の先生方3名を含めて、25名の皆さん(ヴァイオリン17名、ヴィオラ4名、チェロ1名)の参加がありました。会場の御所南教室には、ビルの中で迷子にならないように貼り紙が掲示され、温かい雰囲気で迎えてくださいました。


 進行役を担ってくださった関西地区ヴァイオリン科指導者の江村孝哉先生を中心に、初対面のメンバーたちは、思い思いの場所に着席。まずは、木村眞一OB・OG会長のご挨拶がありました。


 「OB・OG会は7年前の2010年に発足しました。小さい頃から楽器を始めた人や大人になって始めた人を含め、直接的に間接的に鈴木鎮一先生の教えを受けた仲間たちです。そこには年齢も様々、立場も異なるメンバーが集まりますが、一点だけ共通するのはスズキ・メソード(才能教育)にお世話になり、その恩返しをしたいという気持ちです。このOB・OG会では、2大行事として、一つは毎年5月に開催しているOB・OG会コンサートがありますが、今年は豊田耕兒先生をお迎えして、テレマンのヴィオラ協奏曲を演奏しました。なんと豊田先生は人前で弾かれるのが40年ぶりとのことで、私たちも大変感激しました。もう一つが、この楽器を持って集まろう会です。押し入れに入っている楽器を久しぶりに持ち出した方もいらっしゃるかもしれませんし、日常的にバリバリ弾いていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。みんなで1日楽しみたいと思います」

4本のヴァイオリンのためのアンサンブル


 さぁ、いよいよ始まりです。準備運動ならぬ「キラキラ星変奏曲」からスタートしました。いくつになっても、この曲が基礎になっているのは変わりありません。平均年齢の高さ?!を感じさせない、若々しい響きがありました。驚いたのは、教室専属のピアニストならぬ、自動ピアノが伴奏役を務めてくれたことです。フロッピーディスクのデータを読み取る装置が接続してあり、別の教室のも合わせ、2台が常備されていました。調弦のためのA音も出しますし、卒業録音もこの演奏でされるそうで、歴史ある教室の斬新なアイデアに驚きました。

 そして、江村先生が取り出されたのが4本のヴァイオリンのためのアンサンブル譜面でした。スズキ・メソード草創期のメンバーで、今もヴァイオリンリサイタルを開かれる小林武史先生が、かつて京都支部を立ち上げられた故 新井覚先生に「これを使ってごらん」と渡されたものだそうです。ヴァイオリン科指導曲集を第1ヴァイオリンとして、第2、第3、第4のパート譜があり、「ハーモニーが面白いんですよ」とのこと。そこで、第1ヴァイオリン命のメンバーは、そのまま指導曲集を弾くことにし、そのほか3つのパートに分かれ、大初見大会となりました。

 アンサンブル譜面で演奏した4声による「キラキラ星変奏曲」の美しいこと! 下のパートは、演奏していても楽しい楽譜に書かれていて、初見といっても問題ありません。よくできていました。「実は、個人的に考えていることに、SVE48、スズキ・ヴァイオリン・アンサンブル48を結成して、女の子たち48人を集めて結成しようかなと。このアンサンブル曲を弾くんです。それとイケメンの男の子を10名集めて、スズキ10Cellosも作ろうかなと。2Cellosに対抗して。それを早野会長に提案したら、がんばってくださいと言われました」と江村先生。教室の中は拍手喝采。大きな笑みに包まれました。

 続いて、「ちょうちょう」「むすんでひらいて」を演奏。その次の「クリスマスの歌」では、江村先生から「2回目はスルポンで弾きましょう。ちょっと寒々しい感じにしたいので」と提案がありました。スルポンとは、駒よりの場所で弾く奏法の一つで、正式にはスル・ポンティチェロ(sul ponticello)。なかなか難しい注文でしたが、なんとかできました。江村先生曰く「これを子どもたちに言うと、普段やってはいけないことなので、喜んでしますね。ただ、尾を引くことが多く困りますが…」で、またまた大笑い。

 「かすみか雲か」「ロングロングアゴー」「アレグロ」「むきゅうどう」「アレグレット」「楽しい朝」と続き、「メヌエット」に。江村先生から「最近は、メヌエットはバッハの作品ではないという説が多いですね。クリスティアン・ペツォールトの作だと言われているようです。ピアノ科指導曲集では、第3番のメヌエットはペツォールトと表記されています」とお話があって、一同ビックリ。「バッハが弾けるようになった」で喜んでいた時代からすれば、「ペツォールトが弾けるようになった」と言うのでは、ちょっとありがたみが減る感じです。とはいえ、「メヌエットの1番、2番、3番」を演奏。続く「楽しき農夫」では、アーティキュレーションが変更されていることも教わりました。そしてゴセックの「ガヴォット」。これで第1巻が終わりました。

恒例の自己紹介タイムです


 お名前や経歴などを紹介し合う時間です。
 「生まれは京都ですが、滋賀県大津市から来ました。今日は、奈倉民子先生に25年ぶりにお会いでき、とても嬉しいです」(大津・森田直子さん)

 「四日市から来ました。小学6年までの10年間のうち4人の先生に習いました。娘にもスズキでヴァイオリンを学ばせ、今日も一緒に来ました」(四日市・清水優さん)

 「この教室で子どもと一緒に佐々木めぐみ先生にヴァイオリンを習っています」(京都・柏原麗和さん)

 「田中春美先生から声をかけていただき、こわごわと参加しました」(京都・中島円さん)

 「今日は私のかつての生徒がお世話になっていますので、応援に来ました」(京都・奈倉民子先生)

 「名古屋で15年間習っていました。ブランクがありましたが、昨年から大人の生徒としてヴァイオリンとヴィオラを習っています」(名古屋・中村優友さん)

 「子育て奮闘中で大阪から来ました。1週間に1回はヴァイオリンに触ろうと思っていますが、なかなか難しく、今日は久しぶりの合奏練習を楽しみに来ました」(大阪・渡部ほのかさん)

 「3歳からヴァイオリンを習い、今、神戸女学院大学4年です。この教室でメンコンの録音をしました。今日は久しぶりにいろいろな方と演奏できるので楽しいです」(京都・清水円さん)

 「京都市で昭和24年に才能教育に入りました。その時は鈴木鎮一先生が全国を回っていらして、相愛幼稚園での合奏練習で、先生が踊るような指揮をされていたことと、発表会が祇園の弥栄(やさか)会館であったことを覚えています。当時の指導曲集はザラ紙のようでしたので、時代を感じさせます。今日、その頃の曲をこうして合奏スタイルで弾くことができて、初見ながらもこんなに楽しくできるんだと思いました」(京都・松井久子さん)

 「私も昭和24年に長野県伊那市で始めました。小学5年で研究科を卒業して、当時は毎週末に松本の鈴木先生のもとで合奏レッスンと個人レッスンを受けさせていただきました。今の記念館が当時のご自宅で、泊めていただいて教えていただく、という生活を小学校から高校2年まで続けていました。ものすごく贅沢な環境でした。そのおかげもあって、今も演奏活動を続けています」(東京・紿田俊哉さん)

 「今日は、名古屋で一緒だった友人とも会えて、嬉しいです」(東京・清水緋菜子さん)

 「私も昭和24年組で、横浜で育ちました。西欧の音楽に気後れしない日本人を育てたいという気持ちが鈴木先生の中にあった頃だと思います。黎明期で、親が本当によく入会させたものだと思います。全国行脚の鈴木先生をお待ちするのも、大変な騒ぎだったことを覚えています」(横浜・木村眞一さん)

 「今年、ちょうど80歳になりました。昭和22年から増田勇三先生に習い始めましたが、戦後すぐで食べ物がない、楽器もない時代です。大学を出るまでいろいろとお世話になりました。その後、40年間、高度経済成長に合わせてビジネスの一線で定年までヴァイオリンを弾く機会がありませんでしたが、定年後は、東京で若い人たちと一緒にオーケストラを作るなどで、再開しました。音楽のあることは本当に楽しいことです。今日のような機会をまた作ってください」(京都・岡 義剛さん)

 「千里フィルハーモニア・大阪などでヴァイオリンを弾いています。江村先生には、私が5歳の時に泣かされたことがありました(笑い)」(大阪・諏訪博子さん)

 「両親がヴァイオリンを辞めさせなかったことに、今、とても感謝しています。これからも続けていきたいです」(大阪・鈴木志保さん)

 「京都支部に新井先生がいらした時に習い始め、松本で研究生として過ごしたのち、京都支部で指導者を3年しました。その後結婚し、今では娘夫婦が京都支部でヴァイオリン科指導者をしています。今日は母親であり、OGとしてヴィオラで参加させていただきました」(京都・田中春美さん)

 「子ども時代を経て、定年間近からまた先生についてヴァイオリンを習っています。子ども時代と違った感慨がありますね」(東京・服部眞一郎さん)

 「中学の部活でヴィオラを弾き始め、大人になってから個人レッスンを受けています」(東京・服部宏美さん)
など、短いお話の時間でしたが、興味深いひと時でした。


後半は、ドッペルとa-moll

 休憩時間に、自己紹介の時に話題になった黎明期の指導曲集の現物を閲覧したところ、巻頭に豊田耕兒先生の若かりし頃の演奏する写真が、模範として掲載されていました。初めて見る楽譜でしたので、口々に「すごいねぇ、お宝ですね」の声も聞かれたほど。何十年も保管されておられたことに感謝です。

 さて、「ドッペルをやって見ましょう」ということになり、全員で二手に分かれて合奏しました。さすがに皆さん、スラスラ弾かれます。ヴィオラパートもしっかり聴こえてきます。続いて、ヴィヴァルディのa-moll。「11月と12月生まれの方、いますか」と江村先生。ソロを弾いていただく人を選ぼうという作戦でしたが、あいにくと誰もいません。「それでは、1月、2月、3月生まれの方?」すると数名が立ち上がり、皆さんの前に並びました。事前に配布していたオーケストラパートを10数名で演奏し、ソロパートの4人と合わせます。いきなりの合わせですが、昔取った杵柄ですね、こちらもスラスラ行きました。

 江村先生から「そこの中島美子先生クラス出身のお二人は、オケパートの譜面も見ずに弾かれていましたね。すごいです。そういえば、中島先生のグループレッスンは弁当が2食必要でした。朝9時から夜9時までありました。夜の8時くらいになって、中島先生が”それじゃぁ、一通りやって今日は終わりにしましょう”と言って、その日のすべてのプログラムを頭から繰り返していました。本当にすごいです」と思い出が語られました。今年、中島先生は亡くなられたばかりですので、今日の音が中島先生に届くといいなぁと思ったほどです。

 同じスタイルで、ソリストを募って、今度はドッペルです。チェロパートのOGが登場してから、続きをすることにし、気分転換にクイズコーナーが始まりました。江村先生が用意されていたのは、スーパーイントロクイズ・逆回し(リバース)・早回しなど多彩で、どれも超難解でした。特に逆回しは五つ星級の難しさでした。

 アンサンブルに戻って、今度はリュリの「ガヴォット」です。さすがに指導曲集第3巻ともなると、アンサンブルを初見でするのは、少し難しくなりました。それでもなんとか通すことができました。

チェロ奏者、登場!


 遅れて参加のチェリストでOGの小棚木優さんの登場で、弦楽合奏としてヴィヴァルディのa-mollを仕上げることにしました。ピアノ伴奏と違い、弦楽だけのオーケストラができ上がりましたので、響きもだいぶ違います。
 一通り楽しんだ後は、後から参加された皆様の自己紹介パート2です。
 「東京の佐藤明先生のもとで3歳からチェロを学びました。今は、京都でチェロのお仕事をさせていただいています」(京都・小棚木優さん)
 「ヴァイオリン科指導者の宮原です。大阪から来ました」(大阪・宮原正治先生)
 「京都でヴァイオリンを教えています。最初は北九州でヴァイオリンを始め、千葉で習っていました」(京都・佐々木弘明先生)
 「妻です。同じく京都で教えています」(京都・佐々木めぐみ先生)


 その後のドッペルは、新しく加わったメンバーも参加して始まりました。干支によってソリストを選び、ソロとオーケストラに分かれます。結局、前に出てソロを弾くのが6名。ソリストたちはもちろん暗譜、オーケストラパートはほぼ初見ですので、どちらもたいしたものです。このくらいの時間になって、初対面が多かったメンバーたちのアンサンブルも随分とこなれて来ました。合わせどころもしっかり押さえてあり、音楽が生き生きとしてきました。みなさん、合奏が好きなんですね。喜びが溢れているようでした。

 時間がありましたので、江村先生、楽譜袋から探し出されたのが、パッヘルベルの「カノン」でした。東京組は毎年弾いている曲ですのでレパートリーになっています。ヴィオラパートのピツィカートもありました。今日のイベントのエンディングにふさわしい曲でした。

 OB・OG会の紿田俊哉副会長からクロージングの挨拶がありましたが、どうやら懇親会開始までまだ時間がありそうです。そこで木村会長の発案で、小棚木優さんのチェロ独奏で、バッハの無伴奏組曲第1番のプレリュードを鑑賞させていただくことになりました。

 素敵な無伴奏の演奏にしばしうっとり。小棚木さんの演奏は、しなやかな身のこなしの中に楽器を存分に鳴らす巧みさが備わっていました。京都や大阪のオーケストラで演奏活動をしながら、来年8月にはエルガーのチェロ協奏曲を演奏することも決まっているそうで、これからの活動が楽しみです。

京都の夜は長く

 懇親会は、江村先生ご推薦の近くの「YURURI」で今日の成果を肴に打ち上げました。子どもたちのコンサートと違って、OB・OG会の大切な活動に懇親会があります。合奏練習で知り合った者同士で、話も盛り上がりますし、いろいろな思い出話も披露されます。食べて飲んで、再開を期してお開きとなりましたが、この日は、さらに8名が晩秋真っ盛りの京都を満喫しようと、懇親会後に高台寺のライトアップ見学へ繰り出しました。桃山文化を愛でた女性の寺と称されるだけあって、すごい人出。特に臥龍池(がりょうち)に映し出された紅葉は、不思議な光景で、見事でした。

 このような感じで、OB・OG会主催の「楽器を持って集まろう会」京都編は大変充実した1日となりました。参加の皆様、ご協力をいただきました先生方、心から御礼申し上げます。OB・OG会は、今後も「楽器を持って集まろう会」を企画していきます。全国の皆様の参加をお待ちしています。

2017年11月26日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 京都」参加の皆様へ!

 スズキ・メソードOBOG会が主催する「楽器を持って集まろう会 in 京都」に参加のお申し込みをいただき、ありがとうございました。おかげさまで、地元京都を始め、名古屋や三重、大阪、そして東京からも20数名の皆様が駆けつけることになりました。晩秋の京都で、スズキの世界をたっぷりと味わいましょう。個別にメールでも送らせていただきますが、以下、最終案内です。

楽器を持って集まろう会 in 京都
■日程  2017年11月26日(日)  
       12:30      集合
       13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
       16:00~16:45 成果発表会
       16:45~17:00 後片付け
       17:30~    近くの会場「ユルリ(YURURI)」にて懇親会
■会場  スズキ・メソード 御所南教室
        京都市上京区伊勢屋町406 マツヲビル5 →map
        京阪鴨東線「神宮丸太町」徒歩5     
        地下鉄「烏丸御池」徒歩10     
        御所南教室は土足禁止です。スリッパをご持参ください。     
        譜面台は教室にありますので必要ありません。
■内容  合奏
        ヴァイオリン指導曲集1~3巻(Vn 4部合奏)
        バッハ:ドッペルコンチェルト第1楽章
        ヴィヴァルディ:a-moll 第1楽章

     楽譜
        参加パートは自由です。当日、変更をお願いすることもあります。
        ヴァイオリン指導曲集1~3巻:
        第1Vn は指導曲集ですので各自ご準備ください。

        第2〜4Vn は当日配布します。
        ドッペルコンチェルトとa-moll の伴奏譜は、メールでお知らせします。
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)、懇親会費 5,000円
■お問い合わせ スズキ・メソードOB・OG会事務局 →メールアドレス

2016年11月27日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 名古屋」を開催しました!

 当日の様子をお知らせします。
 11時過ぎに、名古屋駅新幹線改札口で、木村眞一会長、紿田俊哉副会長を含む東京から参加の6名とこの日、指導をしてくださる末廣悦子先生、アメリカから参加の裕子・リップマン先生、そして清水優さん・緋菜子さん親子の10名が合流。お互いの近況を報告し合いながら、さっそく「名古屋うまいもん通り」でランチタイム。裕子先生から、SAA(アメリカスズキ協会)でのOB・OG会第1回コンサートを4月に開催したことが、最新のAmerican Suzuki Journalに掲載されていることがわかり、興味深く伺いました。内容については、後述します。

 その後、地下鉄東山線で「一社」に向かいます。この駅から歩いて1分のところにスズキ・メソード一社教室があり、ビルの1階では中島顕先生がニコニコ顔で、出迎えていただきました。4階の教室に入ると、すでに何名かが先着されていました。お互いに初めての顔合わせですが、簡単に自己紹介などをし合いながら、セッティング。この日、集まったのは、ヴァイオリン14名、ヴィオラ2名、チェロ1名、フルート1名。鈴木鎮一先生やパブロ・カザルスの写真が見守る中、定刻の13時よりも早めのスタートとなりました。

 冒頭、木村会長が「心のふるさと『キラキラ星』を持つ仲間が集まって、スズキ・メソードと出会えた楽しみを分かち合いたくて、東京ばかりでなく、各地に広げたいと思い、名古屋にやってきました。楽しんでいただくと同時に互いに交流を深めたいと思います」と挨拶。中島先生からは「どの子も世代を超えて育つ。生涯教育ですね。今日はゆっくりいい時間を過ごしたいと思います」とご挨拶をいただきました。

フルートのオブリガート付きで楽しみました いよいよ末廣先生のリードでスタートです。まずは懐かしい「弓振り」。そして、次から次へと指導曲集を演奏しました。うれしいことにフルート科の矢島朝子先生が、合奏用に作られたというオブリガートパートで参加されましたので、チェロやヴィオラ、そしてセカンドヴァイオリンパートに、フルートのオブリガートという「合奏」が、1曲目の「キラキラ星変奏曲」から成り立ったのです。斉奏も楽しいですが、合奏は、音の厚みも増し、お互いの動きもわかりますから、楽しさも格別です。

裕子先生、木村会長、矢島先生によるトリオ版キラキラ星。とても初合わせに思えないほど、素敵でした すると末廣先生から、さっそくの提案がありました。裕子・リップマン先生がウィリアム・スター先生によるヴァリエーションを弾かれていたので、さっそく木村会長、裕子先生、矢島先生でのトリオによる「キラキラ星変奏曲」を披露してもらおうというものでした。それが見事ズバリ的中。今までにない「キラキラ星」になり、みなさんから「いいね!」の掛け声と拍手も。

 続いて、「ちょうちょう」「こぎつね」「むすんでひらいて」「クリスマスのうた」「かすみか雲か」「ロングロングアゴー」「アレグロ」。ここでも裕子先生と矢島先生よるデュオでヴァリエーションによる「アレグロ」となり、拍手喝さいでした。続いて「むきゅうどう」(昔懐かしいケンドール先生のピツィカート付き)「アレグレット」「楽しい朝」。すると末廣先生から、またまた提案があり、「夏期学校は楽しいな」を歌いましょう! ある時期、鈴木先生が「楽しい朝」のメロディに歌詞をつけられた! とのことで、以下が、その歌詞であることを教えていただきました。

♪夏期学校は楽しいな
 朝から晩まで弾いている
 そんなにおうちでやるならば
 わたしもあなたもうまくなる

 この歌詞を歌いながら、「楽しい朝」を演奏。大受けでした。鈴木先生のアイデアに改めて脱帽です。面白いのは、木村会長や紿田副会長は未知の歌詞だったことです。おそらく1970年代の作詞だろう、とのことでした。

合奏の楽しさを満喫 続いて「習作」。フルートのオブリガートパートがあるのは、ここまで。フルート科にはぜひ続編も用意していただければと思います。続いてバッハの「メヌエット第1番」「第2番」「第3番」。「ピアノのところは座って弾きましょう!」の末廣先生の一言で、ピアノのところで一斉に座って演奏。フォルテで立ち上がりますが、よる年波の皆さんには辛かったかもしれません! 続いて「楽しき農夫」「ゴセックのガヴォット」。

 ここまで第1巻の17曲を制覇。続いて、末廣先生の提案で第4巻のヴィヴァルディのaモールに一足飛び。ソロと伴奏に分かれ、1楽章〜3楽章まですべてを演奏。みなさん、なかなかよく弾かれていました。特にソロパートの皆さん、きちんと暗譜でしたから流石ですね。

 ここで休憩に入り、自己紹介タイムとなりました。一人ずつスズキ・メソードとの関わりやこれまでの歩みをお話しいただきました。中には、「名古屋でも中島先生が進めていらっしゃるドリームチームのような合奏団体を作りたいと思っています」とか「鈴木先生がかっこよくてね。うちの母なんかメロメロでした」とか「カザルス先生が文京公会堂にいらしたときに私もステージにいました」「今回、名古屋で開催されることになって、とても嬉しいです。これから名古屋でも広めていきたいです」「今日は、緊張してまいりましたが、皆さんが本当に鈴木先生やスズキ・メソードのことをお好きなんだなと感じて、嬉しかったです」「うちの母も鈴木先生のお話しを聞いて『誰でもできる』と言われ、ヴァイオリンを始めたんです」など、エピソードを交えて面白おかしくお話しいただきました。多士済々、それが地域を越え、時代を越えて、スズキ・メソードで繋がっていることを実感させましたし、今後への期待の言葉などもあり、嬉しく思いました。

SAA Suzuki Journalの誌面です 裕子・リップマン先生からも自己紹介とともに、嬉しいニュースも披露されました。スズキ・メソードのOB・OG会の第1回コンサートがアメリカのフィラデルフィアで2016年4月3日に開かれたというニュースです。中心となっているのがユミ・ケンドールさんで、フィラデルフィア管弦楽団のチェリスト。日本に最初にいらしたアメリカの弦楽器指導者、ジョン・ケンドール先生のお孫さんです。松本の世界大会でお馴染みのニコラス(ニック)・ケンドールさんのお姉さんでもあります。同オケの中に5人のスズキ出身者がいて、その人たちをコアに、他の指導者とともにOB・OG会〜The Suzuki Alumni Project(TSAP)を作り、今年初めてのコンサートが開かれました。そのことを記した最新のAmerican Suzuki Journalに掲載された記事には、こう書かれていました。

 スズキのルーツに対して、清く、深く、謙虚に感謝の心を持ち、世界中の仲間たちがこのプロジェクトを温め、エネルギーを注いでくれたこと、そしてサポートしてくれたことにお礼を申し上げます。信頼するスズキの指導者であるエイミー・バーンステインの生徒や私の生徒、フィラデルフィアの仲間たちと一緒にコンサートを開きました。ブラームスのピアノクインテットや、ピアノソロ、チェロソロなどのプログラムでコンサートを開きました。アメリカ全土から多くのOB・OGたちが駆けつけ、またSAA(アメリカスズキ協会)の理事たちも参列してくださいました。近い将来、また開催したいと考えています。
 The Suzuki Alumni Project(TSAP)
http://www.suzukialumniproject.org/
 Yumi Kendall(Founder)

という内容です。今後、私たちOB・OG会としてもアメリカに生まれたTSAPとの連携を模索することになるでしょうし、お互いの交流が始まるなど、面白い展開になるかもしれません。どうぞご期待ください。

 たっぷり40分かけての紹介タイムの後は、後半戦です。
 いよいよドッペルです。子ども時代もドッペル=バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲は、第4巻にセカンドヴァイオリン、第5巻にファーストヴァイオリンがあって、乗り越えなければいけない大きなハードルでした。大人になってもそれは変わりありませんが、人気の高い曲でもあります。市民オケで、たまに楽屋などで指慣らしに誰かが冒頭を弾き始めると、すぐに呼応して弾き始める奏者もいて、ひとしきり微笑ましい時間を楽しめるのも、この曲ならではでしょう。
 
だんだんとボルテージもあがってきました 5月のOB・OG会第9回演奏会で、木村会長、紿田副会長のツートップで披露した曲ですので、臨機応変にパートわけ。末廣先生、木村会長、紿田副会長がファーストのソロを、この日、初参加の伊藤かおりさん、酒井うららさん、平子まり先生がセカンドのソロを、その他の皆さんが伴奏をするという布陣。にわか仕立ての編成ですが、そこは昔とった杵柄。よどむところなくきちんと通すことができました。ソロの6人はもちろん暗譜ですから、流石です。第2楽章も途中まで弾きましたが、残念ながら覚えていなくて残念! 譜面を用意しておけばよかったと反省した次第です。

 気を取り直して、2巻に戻って、ヘンデルの「ブーレ」「ユダスマカベウス」「ミュゼット」「ベートーヴェンのメヌエット ト長調」、続いて3巻の「マルティーニのガヴォット」、そしてバッハの「ブーレ」を中島先生のチェロ独奏で原曲を聴かせていただき、みんなで合奏。「ユーモレスク」に続いて、4巻のザイツの「協奏曲第5番〜第1楽章」。ここで清水さんのお友だちの宮澤さんが見学に。オブリガートパートのある曲でまだ演奏していなかった「狩人の合唱」と「二人のてき弾兵」を合奏。「狩人の合唱」では、裕子・リップマン先生によるスター先生の「77のヴァリエーション」からの演奏もありました。フルートのオブリガートも素敵でしたし、中島先生のチェロのアンサンブルも見事でした。

 そして、昔は指導曲集になかった、カール・ボームの「無窮動」。さすがに皆さん、譜面にかじりついての演奏となりました。でも、しっかり弾けていましたよ。すかさず末廣先生から「フィオッコのアレグロを弾きましょう。これなら弾けるでしょう」と。皆さんの様子もフィオッコの方が慣れている感じ。やはり子ども時代の体験に勝るものはないようです。「では、研究科のロンドは?」事前の予告がありませんでしたので、さすがにここまでは難しかったようです。

 そこで成果発表をすることにしました。ヴィヴァルディの「協奏曲aモール」と「キラキラ星変奏曲」をチョイス。2回目ですから、さらにスムーズになりました。録音も録りましたので、ここで準備ができ次第、発表させていただきます。少しお時間をください。

 最後に「アンコールをしましょう」ということになり、紿田副会長がヴィタリの「シャコンヌ」を弾き始めると、なんとヴァイオリンの皆さんが弾き始めました。初参加の角田さんの感想が「中学以来でしたけれど、何とか弾けました」。実に素晴らしいですね! ウン10年弾いていなくても、弾けてしまうことの驚きを実感した次第です。

 さして、最後の最後のアンコールがドッペルの1楽章。すると「途中で入れ替わったりしますか?」と質問があり、「さすがにそこまでは」と大爆笑。「階段を上ったり、降りたりしながら、弾いたよね」というエピソードも紹介されたほど。演奏も締めくくりにふさわしい、しっかりした演奏になりました。

 ということで、17時半まで、みっちり演奏三昧。この後は近くの居酒屋さんで懇親会。2次会、3次会と宴は続きました。今回、名古屋で初めて開催した「楽器を持って集まろう会」は、このようにして終わりました。お疲れさまでした!
最後は恒例の全員記念撮影

2016年11月27日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 名古屋」を開催します!

 これまでにも何度か開催してきました「楽器を持って集まろう会」を、名古屋で初めて開催します。昔懐かしい合奏練習会です。集まった皆さんで、指導曲集を使って音を出してみましょう。今回は、東海地区の指導者の末廣悦子先生(ヴァイオリン)、中島顕先生(チェロ)のご指導でお楽しみいただきます。

 下記の要領で開催します。メールにてお申し込みください。→メールアドレス

楽器を持って集まろう会 in 名古屋
■日程  2016年11月27日(日)     
       12:30      集合
       13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
       16:00~16:45 成果発表会
       16:45~17:00 後片付け
       17:30~    近くの懇親会会場(我楽多文庫・一社店)にて懇親会
■会場  
     スズキ・メソード一社教室
        名古屋市名東区一社1-89 寿山ビル4F →map
        地下鉄東山線「一社」徒歩2分
■内容  合奏
        教材としてヴァイオリン科指導曲集を中心に音出しを楽しみます。
        ヴァイオリン科出身の方は、1巻~5巻までをご持参ください。
        1巻から始めて、できるところまで進んでみましょう。
        バッハのドッペルまで、いけるといいですね。
        チェロ科出身の方も、1巻~4巻までをご持参ください。      
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)
■参加資格 スズキ・メソード出身の方
       もしくは、現在、スズキで学ぶ大人会員の方
        ※OB・OG会の会員でなくても参加できます。
■懇親会 楽器を持って集まろう会を楽しんだら、懇親会です。
      会場は、「我楽多文庫」一社店 →紹介サイト
      会費 3,000円程度
■お申し込み方法
     OB・OG会事務局にメールでお申し込みください。→メールアドレス
     必要事項は、次のとおりです。
     ・お名前 
     ・ご連絡先電話番号  
     ・メールアドレス  
     ・楽器名(ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、その他)
     ・ご要望など
■お申し込み締切
     2016年11月25日(金)
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

2015年6月14日(日)、
「楽器を持って集まろう会&総会」を開催しました!

 2015年6月14日(日)、東京駅近くの「パソナ」さんのご厚意でお借りした地下のホールで、OB・OG会のお楽しみ行事の一つ、「楽器を持って集まろう会」を開催しました。才能教育研究会の鈴木裕子会長をはじめ、アメリカ在住のHiroko Lippman先生も駆けつけてくださり、「逆さ弓」の実演や、鈴木鎮一先生の教えを再現してくださるなど、楽しいひとときをすご過ごすことができました。総会には、日本とドイツを頻繁に往復されておられる水島愛子さんも、そして懇親会にはヴィオリストの川本嘉子さんもご近所のよしみでお顔を出していただき、一層華やかな宴になりました。

懐かしい合奏レッスン形式

 子どもの頃に慣れ親しんだ合奏レッスンの形式で、ヴァイオリン科指導曲集を中心に遊びましょう、というかけ声で開かれた今回の「楽器を持って集まろう会」。参加された皆さんの少し長めの自己紹介を終えてから、鈴木裕子会長、そして守田千恵子先生の音頭で、指導曲集第1巻のあの曲からスタート。そう、誰もが最初に通過する「キラキラ星変奏曲」です。

 「タカタカタッタ」の軽快なリズムが、ホールに響き渡りました。自然にセカンドパートの旋律を弾く方々もいらして、しっかりとアンサンブルになっています。チェロで参加のOGの高田さんにも、チェロ科で愛用している「緑の本」を使って、低音を支えていただきました。ピアノは、秋葉三佐子先生。夏期学校やグランドコンサートで聴く子どもたちの大合奏に負けない響きでしたよ。

「逆さ弓」で演奏する場面も。左がOB・OG会の木村会長、右が才能教育研究会の鈴木裕子会長 あっという間に、指導曲集第1巻の17曲を演奏。一気にゴセックまで、というと簡単に聞こえるかもしれませんが、熱に浮かされたかのように、弾き続けた次第です。譜面台も用意しましたが、まったく楽譜を必要とされないOB・OGの皆さんには、脱帽です。子どもの頃に脳細胞に刺激された情報が、何十年経っても頭の中に入っているのですね。感服しました。

 第2巻最初の曲は、「ユダス・マカベウス」です。このあたりで、鈴木裕子先生が鈴木鎮一先生に3歳から教わった事柄をいろいろと披露してくださいました。発音の問題、右腕の問題、パンダなど、その当時、鈴木先生が研究に研究を重ねた奏法についての教えを、直接に受けられた鈴木裕子先生から伺うことは、この場の皆さんが鈴木鎮一先生からの教えをなぞらえることになります。こういう経験は、参加してみて、実際に楽器を手にすることで初めて、とても大きな実感として体内に入ってきました。貴重な、お宝となる時間でした。

休憩時間にも「旅愁」など往年の副教材を使っての即席アンサンブル。「譜読みが苦手」なんてどこ吹く風、初見でもばっちりの演奏でした
 今回、スケジュールが合わず参加できなかったメンバーから「鈴木先生の〝奏法の哲学〟に記載されているボッケリーニのメヌエットを元弓の幅10cmで弾く練習をしています」という連絡を受けていましたので、その部分もみんなでチャレンジしてみました。元弓も弓の真ん中も弓先もトライし、どこでも同じように弾くことは相当に難しいですが、往年の鈴木先生の様々なこだわりの一端にも触れた思いがしました。

 また、鈴木裕子先生がお持ちになられたのが、鈴木鎮一先生ご愛用のヴァイオリンでした。「ぜひ、皆さんで交代に弾いてみてくださいね」との嬉しいお申し出に、数名が弾かせていただくことができました。「とても柔らかな、小さな子どもたちの心をつかんだ、優しさのこもった音色でした」との感想も。得がたい体験に、メンバーにとっては望外の喜びとなりました。

アーモールもゲーモールも、そしてドッペルも

 ドッペルまで行きたい、という願いがありましたので、2巻、3巻、4巻、5巻は、代表的な曲をチョイスしての音出しとなり、以下の曲を演奏しました。
斉奏やアンサンブルを満喫した「楽器を持って集まろう会」。今後も定番となりそうです・ミュゼット
・狩人の合唱
・「妖精の踊り」のテーマ
・ガヴォット(リュリ)
・メヌエット(ベートーヴェン)
・メヌエット(ボッケリーニ)
・ユーモレスク
・ブーレ(バッハ)
・協奏曲第5番第1楽章(ザイツ)
・協奏曲第5番第3楽章(ザイツ)
・協奏曲イ短調第1楽章(ヴィヴァルディ)
・協奏曲イ短調第3楽章(ヴィヴァルディ)
・協奏曲ト短調(ヴィヴァルディ)

 後半になるほど、斉奏の威力も増してきたようです。鈴木裕子先生からの「スズキの音がしていますよ!」との評価に、メンバーもガッテン! さらに勢いがついたようでした。

 そして、この日の目標曲となった曲、ドッペルへの挑戦となりました。その頃には、「楽器を持って集まろう会」には参加できなかったけれど、総会開始までには間に合ったメンバーたちも集合していましたので、お客様(?)に聴かせるカタチに、180度向きを変え、にわか仕込みのステージを作り、全員立っての演奏となりました。その場で分けた1stと2ndの組み合わせでしたが、とっても勢いのあるドッペルになりました。これもOB・OGの皆さんが、子ども時代に培った「蓄え」です。スズキ・メソードの威力って、すごいなぁ!とあらためて思いました。

 これだけ遊べて、レッスンも受けることができて、参加費1,000円(楽器を持って集まろう会)は値千金でした。OB・OG会コンサートのようなスタイルもOB・OG会の活動の一つですが、今回のような指導曲集を使った音出しの会は、それ自体がとても意味のあるスタイルであり、今後も引き続き継続していきたいという意見が数多くありましたので、前向きに検討していくことになりそうです。

総会も懇親会も

 「楽器を持って集まろう会」後の定時総会では、前年度の活動報告、決算報告、そして今年度の活動計画、予算案、新しい役員人事などを審議していただき、すべてにおいて拍手と承認をいただきました。会費収入に関しての意見交換などをふまえて、今後は、きめ細やかな会員に対してのアプローチをしていくことになりました。

懇親会後に、約半数のメンバーと東京駅日本橋口の広場で記念撮影。さらに二次会にも数名がなだれ込みました OB・OG会コンサートの後に開催されることの多かった定時総会と違って、今回のような「楽器を持って集まろう会」と同じ場所で、そのまま総会を開くスタイルは、なかなか具合が良さそうです。今後の試金石となりました。

 懇親会は、目と鼻の先のお店「鳥どり トラストタワー店」での贅沢呑み放題コースで打ち上げ。ヴィオリストの川本嘉子さんも交え、初めて逢われた皆さん同士もすっかり意気投合。楽しい宴となりました。また、企画しましょう。

2015年6月14日(日)、
「楽器を持って集まろう会&総会」を開催します!

 これまでにも何度か開催してきました「楽器を持って集まろう会」を、今年も開催します。昔懐かしい合奏会です。今風に言えばグループレッスン。集まった皆さんで、指導曲集を使って音を出してみましょう。楽しいですよ。今回は、スズキ・メソードの鈴木裕子会長をはじめ、指導者の皆様のレッスンでお楽しみいただきます。下記の要領で開催します。メールにてお申し込みください。

楽器を持って集まろう会&総会
■日程  2015年6月14日(日)
     13:00〜15:30 楽器を持って集まろう会(グループレッスン形式)
     16:00〜16:45 OB・OG会総会
     16:45〜17:00 後片付け
     17:15〜    近くの「鳥どり トラストタワー店」にて懇親会
     ※12:30に会場入口にお集まりください。
■会場  パソナ本社ビル(地下ホール)
      千代田区大手町2-6-4  →アクセス
        JR東京駅 日本橋口
        東京メトロ 大手町駅 B9出口
        東京メトロ 日本橋駅 A1出口
■集合
     楽器を持って集まろう会」に参加される皆さんは、当日の12時30分に本社ビル1階、
     社員通用口前にお集まりください。
     当日は休日のため、パソナ社員の方の誘導で本社ビル1階の社員通用口前より
     地下1階の会場となるホールまでご案内いただきます。
     13時を過ぎての来場の場合は、当会の事務局担当者(下記)まで、
     ご連絡をお願いします。
     会場到着時間に合わせて本社ビル1階社員通用口にてお待ちします。

         事務局担当者連絡先:
           携帯番号090-6540-3927 (紿田携帯)
           携帯番号090-1036-3206 (佐野携帯)
           携帯番号090-9016-9109 (川野携帯)
           携帯番号090-4923-0630 (二木携帯)
■内容  合奏レッスン
      教材として、ヴァイオリン科指導曲集を中心に音出しを楽しみます。
      ヴァイオリン科出身の方は、1巻〜5巻までをご持参ください。
      1巻から始めて、できるところまで進んでみましょう。
      バッハのドッペルまで、いけるといいですね。
      ピアノ科、フルート科、チェロ科の皆様にもお楽しみいただけるよう楽譜を用意します。
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)
■懇親会 楽器を持って集まろう会を楽しみ、定時総会を終えたら、皆さんで懇親会を楽しみましょう。
     お店 「鳥どり トラストタワー店」 →アクセス
     会費 4,500円(飲み放題付き)
■お申し込み方法
     OB・OG会事務局にメールでお申し込みください。→メールアドレス
     必要事項は、次のとおりです。
     ・お名前 
     ・ご連絡先電話番号  
     ・メールアドレス  
     ・楽器名(ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、その他)
     ・ご要望など
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。   

2012年9月22日(土)~23日(日)、メッカ『松本』訪問と
『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』を開催します!

 お待たせしました。「松本で音だし会」として、これまでご案内しておりましたイベントを、メッカ「松本」訪問と「楽器を持って集まろう会Ⅱ」とタイトルを変更し、内容もボリュームアップさせてのご案内です。なにかと東京中心に開催されてきたこれまでの活動から、各地のOB・OGの皆様との交流を目指そうという思いから生まれました。昨年の9月に実施した松本訪問と、「楽器を持って集まろう会」の2つの要素を満たす欲張り企画です。松本近辺にお住まいのOB・OGの皆様、そして東海地区や北陸地区にお住まいのOB・OGの皆様、もちろん関東地区やその他の皆様とも交流できますことを願っております。今回は、アメリカ・ケンタッキーから参加を希望されていらっしゃるヴァイオリン科指導者もいらっしゃいますので、とても楽しい会になると思います。
 なお、予定している曲目は、ヴァイオリン科の指導曲集を中心にしてラインナップさせていただきましたが、フルートやヴィオラ、チェロ、ピアノでの参加も楽しめるよう、楽譜を手配させていただきます。
 それでは、下記要領で開催します。初日の土曜日は、演奏と観光の二手に分かれてのプランとなります。なお、この記事の最後に申込フォームを用意しておりますので、必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。

■日程 2012年9月22日(土)~23日(日)
■場所 信州松本およびあづみ野地区周辺
■参加費 25,000円(宿泊もされる方の場合。ただし、松本までの交通費は別途)
     宿泊されない場合は、10,000円(松本までの交通費は別途)
■9月22日(土)スケジュール
グループA:合奏練習グループ
あづみ野コンサートホールでの『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』Part 1
  12:45頃までに、あづみ野コンサートホールに集合してください。

あづみ野コンサートホールへのアクセス

 →ご参考 松本駅12:11発の大糸線信濃大町行き乗車で、12:36穂高駅着をご利用ください。
       それよりも前の時刻の乗車ですと、穂高駅からホールまで徒歩30分で
       穂高の素敵な場所を観光もしながら、到着することができます。
       1本前 松本11:08→穂高11:34
       2本前 松本10:41→穂高10:59
       ご希望の方は、穂高駅前にて、OB・OG会事務局の車で
       12:40にピックアップさせていただきます。 
   13:00〜14:30 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・エクレス:ソナタ第1、2楽章(8巻)Vn,Pf
              ・ウェーバー:カントリーダンス(5巻)Vn,Pf
              ・ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 第1楽章(4巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・バッハ:ガヴォット ト短調(3巻)Vn,Pf
   14:30~15:00 休憩
   15:00~16:45 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・バッハ:ブーレ(3巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・ベートーヴェン:メヌエット ト長調(2巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・ウェーバー:狩人の合唱(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・スコット夫人:アニーローリー(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ビショップ:埴生の宿(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ゴセック:ガヴォット(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:むきゅうどう(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:アレグロ(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・外国民謡:ちょうちょう・こぎつね(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
   17:00     ホール→浅間温泉のホテル、靜保庵「小柳」に移動
グループB:観光グループ
   11:45 松本駅改札口集合
   12:00~17:00 国宝松本城・開智小学校・あがたの森などを訪ねます。
           また、城山公園・大王わさび農園などの訪問も案として考えています。
グループA&B:合流
   18:00 浅間温泉のホテル、靜保庵「小柳」に集合
   19:00~懇親会ディナー
       おいしい食事とお酒に舌鼓を打ちながら、交流を深めましょう。
       全員がスズキ・メソード育ちですので、いろいろな思い出話に花が咲くことと思います。
■9月22日(土)宿泊ホテル
   靜保庵 「小柳」  公式サイト
         〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3-13-1
         Tel: 0263-46-0500
■9月23日(日)スケジュール
   07:00 朝食
   08:30 ホテルを出発→松本市郊外にある市営「中山霊園」に向かいます。
   09:00 鈴木鎮一先生のお墓への献花と全員参加の「キラキラ星変奏曲」合奏
        ※合奏は、天候により判断させていただきます。
   11:30 松本市内レストランにて昼食
鈴木鎮一記念館での『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』Part 2 
   13:15頃までに、鈴木鎮一記念館に集合してください。

鈴木鎮一記念館へのアクセス

   13:30〜15:00 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・バッハ:協奏曲 第1番 第1楽章(7巻)Vn,Pf
              ・フィオッコ:アレグロ(6巻)Vn,Pf
              ・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章(4/5巻)Vn,Vc,Pf
   15:00~15:30 休憩
   15:30~16:45 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・マルティーニ:ガヴォット(3巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・ボッケリーニ:メヌエット(2巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・シューマン:二人のてき弾兵(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・ヘンデル:合唱「ユダスマカベウス」より(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・バッハ:メヌエット 第2番(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・フォスター:オールドブラックジョー(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ドヴォルザーク:ユーモレスク(鈴木鎮一編)Vn3部
              ・シューベルト:菩提樹(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ビショップ:埴生の宿(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・鈴木鎮一:むきゅうどう(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:アレグロ(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・外国民謡:ちょうちょう・こぎつね(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・スコットランド民謡:蛍の光(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
   17:00      後方付け終了後解散
■参加申込
  今回のイベントに参加ご希望の方は、下記の申込フォームにてお申し込みください。
  ・ヴァイオリン科の曲目が並んでいますが、四科で楽しめる楽譜を用意しております。
・ ピアノ伴奏をしてくださるピアノ科OB・OGの皆様の参加、心待ちにしております。




■申込期限
  2012年8月24日(金)
■楽譜の送付について
  ヴァイオリン科OB・OGの皆様は、ご自分の楽譜をご用意ください。
  ヴィオラ、チェロ、フルート、ピアノの楽譜は、事務局より送付させていただきます。

2011年10月8日(土)「アンサンブルを楽しむ会」を開催しました。

 秋晴れに恵まれた三連休の初日、OB・OG会主催の「アンサンブルを楽しむ会」を今やホームグラウンドになりつつある浜離宮朝日ホール・リハーサル室で開催しました。これは、2010年9月23日の「楽器(楽譜)を持って集まろう会」、2011年3月5日の「室内楽を楽しむ会」に続く第三弾となるお楽しみ会です。

 冒頭、木村眞一会長から、ご挨拶をいただきました。「なぜ自分はここに参加できるのだろうと思います。よくよく考えてみますと、やはり親がいて、先生がいて、そしてもっと後ろには大きく鈴木先生がいらしたことで、今日、ここに参加できるのだと、まず感謝の気持ちがあります。われわれは本当に音楽と出逢えた幸せ者の集まりと思います。こうして老いも若きもが一堂に集まれるのも、われわれの心の中にキラキラ星という共有できる体験があるからです。それが一生楽しめるスズキ・メソードとしてずっとあるわけで、その意味ではスズキへの恩返しという気持ちも強くあります。OB・OG会が現役を支援できるまでにはまだまだ育っておりませんが、その気持ちを大切にしたいと思います。一日、楽しみましょう」

 さすが会長は、いいことを言いますね。ただ単にアンサンブルを楽しむだけでない、ぴりっとしたスパイスのような味わいをメンバー一同で再確認しました。

 今回は、ピアノ科やフルート科との合わせを楽しむことを主眼にしながら、アンサンブルの楽しみを体感しようという企画です。そこで以下のような曲目を用意し、10月2日(日)に一度、代官山のミュージックプラザ地下練習室で、練習しました。しかし、半数近くの参加者は今日に照準を当てての参加ですので、午前中の練習が大切です。ちなみに10:00に練習を開始し、途中、三連休初日で大混雑の築地でのランチタイムなどを挟んで14:00まで練習、14:15から成果発表というスタイルでした。

まずは、ピアノ科OB・OGとのアンサンブル

・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 K.414 第1楽章(独奏:原慧さん)
・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 K.414 第2楽章(独奏:清水恵子さん)
・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 K.414 第3楽章(独奏:山口泰平さん)
・クレメンティ:ソナチネOp.36-1 第1楽章(独奏:原慧さん)
・チャイコフスキー:古いフランスの歌(独奏:清水恵子さん)
・バッハ:プレリュード(独奏:山口泰平さん)
・ダカン:かっこう(独奏:山口泰平さん)

1楽章ソロは、原慧さんです。 K.414は、ピアノ科にとっては、才能教育課程卒業曲の中の一つですから思い出の曲。弦楽器にとっては、なかなか演奏する機会の少ない新鮮な曲ですが、瑞々しさにあふれた、いかにもモーツァルトらしい曲です。モーツァルトがウィーン定住後の最初のピアノ協奏曲と言われているだけに、ウィーンの社交界にデビューした彼の華やかな気持ちにあふれた素敵な曲でした。本来は、オーボエとホルンが2本ずつ加わりますが、モーツァルト自身によって残されたピアノと弦楽器版での演奏となりました。
 ピアノをぐるっと弦楽器で囲むレイアウトは、当日のアイデアです。指揮者を置かずに、コンサートマスターの守田千恵子先生とのアイコンタクトで、合わせを楽しむことにしました。
2楽章ソロは、清水恵子さんです。 ソリストには、季刊誌「SUZUKI METHOD」No.158の「私たちのスズキ・メソード」と題した2007年新春座談会に登場された原慧さん、そしてOB・OG会に積極的に参加してくださっている清水恵子さん、山口泰平さんにそれぞれの楽章を担当していただきました。三者三様の音づくりは、個性たっぷりで、とても興味深いものでした。原さんからは、「皆さんと一つになって楽しむことができ、本当に満足していますし、一体感を得られた感動が今なお続いており気持ちが良いです。おかげさまで、アンサンブルをもっとしたい、という気持ちが高まり、より精進していくために良い音楽や学びを吸収していかなければならないという反省や欲が溢れてきております」との感想をいただきました。3楽章ソロは、山口泰平さんです。清水さんからは、「2台ピアノで卒業曲を仕上げるK.414を弦楽の伴奏で作り上げられたのは、とても素敵な体験でした」、山口さんからは「カデンツァでいろいろと遊ばせていただきました」の声も。そうそう、山口さんのカデンツァは、10月2日の時も途中からジャズのような雰囲気を醸し出し、どうなるのだろうと思わせ楽しみでしたが、この日はさらにバージョンアップ。才気あふれる演奏となりました。
 ピアノ科指導曲集から選ばれたモーツァルト以外の演奏曲も、弦楽伴奏とのアンサンブルは、なかなかにクール。クレメンティの明るさ、チャイコフスキーの抒情性、バッハの意外性、ダカンの律動感など素敵な選曲でした。このあたりは選曲を担当された秋葉三佐子先生、井崎展江先生、鈴木祐子先生のお力です。

そして、フルート科OB・OGとのアンサンブル

・テレマン:フルートと弦楽のための組曲 イ短調 TWV 55:a2より
  Menuet I-II  Passepied I-II Polonaise  
・グルック:メヌエットと精霊の踊り
 (独奏:前原勝子さん、宮地若菜先生)

左が前原さん、右が宮地先生です。 フルートとの合わせは、ピアノとの合わせとは大きく異なります。楽器の音量もさることながら、繊細な音色に溶けあうようなアンサンブルが求められます。それだけに、弦楽器のメンバーは、ソリストの前原勝子さん、宮地若菜先生の音を聴きもらすまいと、耳も目も集中しました。
くつろいだ様子の参加者と聴衆。 テレマンは、3,000曲を越すと言われるほどの作品を残した作曲家で、この「フルートと弦楽のための組曲」は、リコーダーで演奏されることも多いようです。フランスの舞曲を感じさせる作りに、古典独特の響きがありました。また、グルックは、歌劇「オルフェオとエウリデイーチェ」のオーケストラのフルートパートのメロデイがあまりにも美しいので有名になり、この2曲を取り出して演奏するようになったものです。宮地先生の生徒でもある前原さんは、「弦楽パートの大変美しいテレマンの組曲イ短調と、グルックの精霊の踊りにフルートで加わった感触は、この上ない感動でした」とニコニコしながらも「しかし緊張感が勝ってしまって、集中すべきところに意識を持っていくことができませんでした。もっと楽しむことができるよう、研鑽を積む目標ができました」と語ってくださいました。師弟での演奏は、OB・OG会の一つの理想型でもあり、お二人の姿はとても印象的でした。

さらに、弦楽器のアンサンブル

・モーツァルト:ディヴェルティメント 二長調 K.136 全楽章
・モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章

快調なテンポでした。 弦楽器にはおなじみの曲です。しかし、アンサンブルをきちんと高めるとなると、ボウイングはもちろん、弓の使う位置、奏法の統一などいろいろと確認していくことが必要です。しかも、今回は指揮者なしでの演奏ですので、どの席からもコンサートマスターの守田千恵子先生が見えるように座る必要がありますし、それぞれのパートリーダーもアイコンタクトを取り合いながらの演奏となります。採用されたテンポは、とても快調で、ほぼCDテンポ。それでなくてはモーツァルトらしさが表現できません。なかなかに大変でしたが、大きな充実感が得られたことも事実。 K.136では、豊田耕兒先生が、かつて弦楽合奏で使われた楽譜が今回使われたことも、OB・OG会にとっては素敵な体験でした。

飛び入り参加のピアノソロ

・シューマン:歌曲集《ミルテの花》Op.25-1献呈(リスト編曲)

五味田さんのソロ演奏。 東京藝術大学大学院修士課程2年に在学中の五味田恵理子さんによるソロ演奏もありました。しばし、全員で楽器を構えるのをやめ、今年生誕200年のリストが編曲したシューマンの素敵なメロディにうっとり。音大でしのぎを削っていらっしゃる方の演奏を目の前で聴けるのも、OB・OG会の特色かもしれませんね。

最後に、全員でキラキラ星変奏曲

・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲

5人のピアノは圧巻!キラキラ星です。 トリは、やはり「キラキラ星変奏曲」です。いったい何度演奏して来たことかと数えたら、天文学的な数字になるかもしれません。でも、OB・OG会で演奏する「キラキラ星変奏曲」はとても新鮮ですから不思議ですね。誰もが、それぞれの楽器で、この曲を演奏してきました。それが、一堂に会するのですから、感動もひとしおというところでしょう。ピアノ科の3人に加えて、ソロ演奏をされた五味田恵理子さん、聴衆として参加で、かつて原さんと一緒に季刊誌の座談会に登場された八本(旧姓・宮林)理恵子さんも加わったピアノ科5人によるキラキラ星は圧巻でした。

そして、懇親会へ

記念写真が好きな団体です。懇親会を終えてパチリ。 演奏が終われば、会場近くのおなじみのレストラン「アラスカ」に場所を変えて、「アンサンブルを楽しむ会」もう一つの目的でもある懇親会です。
 今回は、このHPでの募集を見て参加された20代のOB・OGも参加されたこと、ピアノ科・フルート科のOB・OGも加わったこと、そして新たにチェロ科の河地正美先生も参加されたことで、懇親会もとても華やいだ雰囲気になりました。川野俊彦事務局長の進行により、まずは紿田俊哉副会長のご挨拶と乾杯の音頭で始まりました。
 一般的に言えることですが、その日の練習やたとえ成果発表ではあっても、演奏会形式での本番に手応えがあると、懇親会も盛り上がります。この日も、そこかしこで話の輪が生まれ、スズキで育って来た昔話や今日の自分たちの演奏について話が弾みました。
 世代を超え、勉強して来た楽器を超えて、そこには同じスズキ・メソードで育った連帯感、同じものを共有する心がありました。学生時代の同窓会なら、同世代同士が当たり前、社会人で同じ職種につけば、それは同じような仕事を持つ人々の集まりになりますが、面白いことに、スズキ・メソードOB・OG会は、職種も年代も楽器も違います。ただ一点、スズキ・メソードで育ち、それがその後の人生に豊かな時間を与え続けたこと、その一点に集約されているところが共通項です。
 再会を約束し、散会しても、宴は銀座に場所を変え、続きました。そのくらい、充実した一日でした。事務局と参加者たちとの間では、たくさんのメールのやり取りがその後も続きました。すでに、当日の音源は、守田千恵子先生のご主人の直哉さんによって、試聴できるように準備されています。

2011年10月8日(土) 「アンサンブルを楽しむ会」を開催します!

2011年3月5日の「室内楽を楽しむ会」でも全員でアンサンブルを楽しみました OB・OG会では、これまでに「楽器(楽譜)を持って集まろう会」「室内楽を楽しむ会」を独自に開催してきましたが、10月8日(土)には「アンサンブルを楽しむ会」を行ないます。今回は、ピアノ科、フルート科のOB・OGの皆様にも十分楽しんでいただける曲目を用意しました。お申し込みは、下の参加申込フォームから簡単にできます。秋の一日、ご一緒にアンサンブルを楽しみましょう。なお、いきなり当日だけでは不安という方、ご安心ください。10月2日(日)に練習日を設けました。あわせてご覧ください。

「アンサンブルを楽しむ会」
2011年10月8日(土)9:30集合
浜離宮朝日ホールリハーサル室(東京・築地)地図→クリックで拡大
参加費 4,000円…合奏参加+パーティ会費を含む
    2,500円…合奏参加のみ
内容  ①10:00〜12:00 アンサンブルの練習(指導:守田千恵子先生) 
     ・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 K.414 全楽章
     ・クレメンティ:ソナチネ Op.36-1 第1楽章 〈3巻〉
     ・バッハ:プレリュード~平均律第1番より〈旧5巻〉
     ・チャイコフスキー:古いフランスの歌〈旧5巻〉
     ・ダカン:かっこう〈旧6巻 新5巻〉
     ・テレマン:フルートと弦楽のための組曲 イ短調 TWV 55:a2より
          Menuet I-II <新2巻> 
          Rejouissance
          Passepied I-II
          Polonaise  
     ・グルック:メヌエットと精霊の踊り <2巻 3巻>
    ②12:00~13:00 お昼休み⇒築地のお寿司などをどうぞ
    ③13:00~14:00 アンサンブルの練習(指導:守田千恵子先生) 
     ・モーツァルト:ディヴェルティメント 二長調 K.136 全楽章
     ・モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
    ④14:00~14:15 -休憩-
    ⑤14:15~16:00 合奏演奏会(アンサンブルの練習順+キラキラ星変奏曲を全員で)
    ⑥16:00~16:15 あとかたづけ
    ⑦16:30~18:30 朝日ホール建物内レストラン「アラスカ」で懇親パーティ
合奏曲目
*ピアノおよびフルートで参加される方は、応募状況により曲ごとに順番に演奏を交代していただきます。(担当される曲およびパートは楽譜送付時にお知らせします)
楽譜  応募された方に該当する曲のパート譜の発送を開始しました。
直前練習 10月2日(日)に曲目ごとに練習時間を設けます。
     場所は、ミュージックプラザ地下練習室(代官山)
     詳しくはこちらをご覧ください。
申込  申込フォームに必要事項を入力し、送信してください。お申し込みフォームはこちら
締切  
ピアノ、フルート 2011年8月31日(水)ピアノは締め切りました。フルート1名空席
弦楽器      2011年9月20日(火)特にヴァイオリン、ヴィオラの方、急募

 *OB・OG会未登録の方は、会員登録をされた後にお申し込みください。
 *OB・OG会に登録済で会費入金がまだの方は、当日、会場でも払い込みができます。
 *OB・OG会HPなどに開催状況を掲載するため、当日は撮影および録音をします。