エッセイ
金森圭司さん(ヴァイオリン科OB)が故郷でゲスト演奏!
四日市在住、清水優さんのレポートです!
素敵なソロ演奏を披露された金森さん スズキ・メソードOB・OG会第9回コンサートで指揮をされた金森圭司さんが、6月5日(日)に故郷の三重県桑名市の市民会館でヴァイオリンを演奏されました。
金森さんは、高校時代の2年先輩です。5月7日に行なわれたOB・OG会第9回コンサートのリハーサルのときに、金森さんから、お母さまが所属なさっている「女声合唱団くわな市民コーラス 第22回演奏会」の中でヴァイオリンを弾かれるとお聞きしていたので、この日を楽しみにしていました。
金森さんは第5ステージまであるプログラムの中で、第2ステージでヴァイオリンソロを、そして第5ステージで合唱団と一緒に演奏されました。
お話もユニークで、会場には温かな空気が流れました 第2ステージでは、金森さんと同じ桑名市出身の岡田愛美さんのピアノ伴奏で、葉加瀬太郎作曲の「Another sky」と「情熱大陸 」を演奏され、両曲の間でトークを披露されました。同合唱団の演奏会ではこれまで何度か演奏されていますが、ステージ上でお話をされたのは初めてのことでした。 「Another sky」のことを全日空(ANA)と引っ掛けたユーモラスなお話はとても親しみやすく、聴衆との間に非常になごやかな雰囲気が漂っていました。「情熱大陸」のリズミカルなテンポの速い曲を申し分ないテクニックで弾かれ、アンコールに応えて、同じく「情熱大陸」のエンディングで使われている「エトピリカ」を演奏されました。NHK交響楽団でヴァイオリンを演奏されていた金森さんの音色は美しく情感がこめられており、うっとりとさせられました。
右が私です そして第5ステージのフィナーレで、5月に三重県で開催された伊勢志摩サミットのイメージソング「いま、ここから」を合唱団とともに演奏されました。合唱団の歌声の中に溶け込む形で、金森さんがメロディを奏でられました。その合唱とヴァイオリンのコラボは演奏会の最後を飾るのにふさわしいものとなりました。
私は3年前、スズキメソードOB・OG会コンサートで金森さんが初めて指揮をされた際に、駆けつけられたお母さまにお会いしました。今回終演後ロビーで金森さんのお母さまとお会いし、先日行なわれたOB・OG会コンサートのできたてのCDをお渡ししました。そして最後に金森さんとロビーで記念撮影をし、OB・OG会での再会を約束して、桑名市民会館をあとにしました。