スズキ・メソードのOB・OG会です。「心のふるさとキラキラ星」を共有する皆様と
 「一生楽しめるスズキ・メソード」をめざします。

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京都で初開催となった「楽器を持って集まろう会」!

  11月26日(日)、スズキ・メソード京都支部の長い歴史を積み重ねて来られた御所南教室で、スズキ・メソードOB・OG会主催の「楽器を持って集まろう会 in 京都」が開催されました。子どもの頃に慣れ親しんだ合奏練習の形式で、ヴァイオリン科指導曲集を中心に遊びましょう、という企画です。マンスリースズキ編集部も参加しました。


 これまで東京で2回、松本、名古屋でそれぞれ開催され、今回は、京都を中心に、大阪、滋賀、名古屋、四日市、東京、神奈川からOB・OG、そして現役の「大人のスズキ」の生徒、見学の先生方3名を含めて、25名の皆さん(ヴァイオリン17名、ヴィオラ4名、チェロ1名)の参加がありました。会場の御所南教室には、ビルの中で迷子にならないように貼り紙が掲示され、温かい雰囲気で迎えてくださいました。


 進行役を担ってくださった関西地区ヴァイオリン科指導者の江村孝哉先生を中心に、初対面のメンバーたちは、思い思いの場所に着席。まずは、木村眞一OB・OG会長のご挨拶がありました。


 「OB・OG会は7年前の2010年に発足しました。小さい頃から楽器を始めた人や大人になって始めた人を含め、直接的に間接的に鈴木鎮一先生の教えを受けた仲間たちです。そこには年齢も様々、立場も異なるメンバーが集まりますが、一点だけ共通するのはスズキ・メソード(才能教育)にお世話になり、その恩返しをしたいという気持ちです。このOB・OG会では、2大行事として、一つは毎年5月に開催しているOB・OG会コンサートがありますが、今年は豊田耕兒先生をお迎えして、テレマンのヴィオラ協奏曲を演奏しました。なんと豊田先生は人前で弾かれるのが40年ぶりとのことで、私たちも大変感激しました。もう一つが、この楽器を持って集まろう会です。押し入れに入っている楽器を久しぶりに持ち出した方もいらっしゃるかもしれませんし、日常的にバリバリ弾いていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。みんなで1日楽しみたいと思います」

4本のヴァイオリンのためのアンサンブル


 さぁ、いよいよ始まりです。準備運動ならぬ「キラキラ星変奏曲」からスタートしました。いくつになっても、この曲が基礎になっているのは変わりありません。平均年齢の高さ?!を感じさせない、若々しい響きがありました。驚いたのは、教室専属のピアニストならぬ、自動ピアノが伴奏役を務めてくれたことです。フロッピーディスクのデータを読み取る装置が接続してあり、別の教室のも合わせ、2台が常備されていました。調弦のためのA音も出しますし、卒業録音もこの演奏でされるそうで、歴史ある教室の斬新なアイデアに驚きました。

 そして、江村先生が取り出されたのが4本のヴァイオリンのためのアンサンブル譜面でした。スズキ・メソード草創期のメンバーで、今もヴァイオリンリサイタルを開かれる小林武史先生が、かつて京都支部を立ち上げられた故 新井覚先生に「これを使ってごらん」と渡されたものだそうです。ヴァイオリン科指導曲集を第1ヴァイオリンとして、第2、第3、第4のパート譜があり、「ハーモニーが面白いんですよ」とのこと。そこで、第1ヴァイオリン命のメンバーは、そのまま指導曲集を弾くことにし、そのほか3つのパートに分かれ、大初見大会となりました。

 アンサンブル譜面で演奏した4声による「キラキラ星変奏曲」の美しいこと! 下のパートは、演奏していても楽しい楽譜に書かれていて、初見といっても問題ありません。よくできていました。「実は、個人的に考えていることに、SVE48、スズキ・ヴァイオリン・アンサンブル48を結成して、女の子たち48人を集めて結成しようかなと。このアンサンブル曲を弾くんです。それとイケメンの男の子を10名集めて、スズキ10Cellosも作ろうかなと。2Cellosに対抗して。それを早野会長に提案したら、がんばってくださいと言われました」と江村先生。教室の中は拍手喝采。大きな笑みに包まれました。

 続いて、「ちょうちょう」「むすんでひらいて」を演奏。その次の「クリスマスの歌」では、江村先生から「2回目はスルポンで弾きましょう。ちょっと寒々しい感じにしたいので」と提案がありました。スルポンとは、駒よりの場所で弾く奏法の一つで、正式にはスル・ポンティチェロ(sul ponticello)。なかなか難しい注文でしたが、なんとかできました。江村先生曰く「これを子どもたちに言うと、普段やってはいけないことなので、喜んでしますね。ただ、尾を引くことが多く困りますが…」で、またまた大笑い。

 「かすみか雲か」「ロングロングアゴー」「アレグロ」「むきゅうどう」「アレグレット」「楽しい朝」と続き、「メヌエット」に。江村先生から「最近は、メヌエットはバッハの作品ではないという説が多いですね。クリスティアン・ペツォールトの作だと言われているようです。ピアノ科指導曲集では、第3番のメヌエットはペツォールトと表記されています」とお話があって、一同ビックリ。「バッハが弾けるようになった」で喜んでいた時代からすれば、「ペツォールトが弾けるようになった」と言うのでは、ちょっとありがたみが減る感じです。とはいえ、「メヌエットの1番、2番、3番」を演奏。続く「楽しき農夫」では、アーティキュレーションが変更されていることも教わりました。そしてゴセックの「ガヴォット」。これで第1巻が終わりました。

恒例の自己紹介タイムです


 お名前や経歴などを紹介し合う時間です。
 「生まれは京都ですが、滋賀県大津市から来ました。今日は、奈倉民子先生に25年ぶりにお会いでき、とても嬉しいです」(大津・森田直子さん)

 「四日市から来ました。小学6年までの10年間のうち4人の先生に習いました。娘にもスズキでヴァイオリンを学ばせ、今日も一緒に来ました」(四日市・清水優さん)

 「この教室で子どもと一緒に佐々木めぐみ先生にヴァイオリンを習っています」(京都・柏原麗和さん)
 「田中春美先生から声をかけていただき、こわごわと参加しました」(京都・中島円さん)
 「今日は私のかつての生徒がお世話になっていますので、応援に来ました」(京都・奈倉民子先生)

 「名古屋で15年間習っていました。ブランクがありましたが、昨年から大人の生徒としてヴァイオリンとヴィオラを習っています」(名古屋・中村優友さん)

 「子育て奮闘中で大阪から来ました。1週間に1回はヴァイオリンに触ろうと思っていますが、なかなか難しく、今日は久しぶりの合奏練習を楽しみに来ました」(大阪・渡部ほのかさん)
 「3歳からヴァイオリンを習い、今、神戸女学院大学4年です。この教室でメンコンの録音をしました。今日は久しぶりにいろいろな方と演奏できるので楽しいです」(京都・清水円さん)
 「京都市で昭和24年に才能教育に入りました。その時は鈴木鎮一先生が全国を回っていらして、相愛幼稚園での合奏練習で、先生が踊るような指揮をされていたことと、発表会が祇園の弥栄(やさか)会館であったことを覚えています。当時の指導曲集はザラ紙のようでしたので、時代を感じさせます。今日、その頃の曲をこうして合奏スタイルで弾くことができて、初見ながらもこんなに楽しくできるんだと思いました」(京都・松井久子さん)

 「私も昭和24年に長野県伊那市で始めました。小学5年で研究科を卒業して、当時は毎週末に松本の鈴木先生のもとで合奏レッスンと個人レッスンを受けさせていただきました。今の記念館が当時のご自宅で、泊めていただいて教えていただく、という生活を小学校から高校2年まで続けていました。ものすごく贅沢な環境でした。そのおかげもあって、今も演奏活動を続けています」(東京・紿田俊哉さん)

 「今日は、名古屋で一緒だった友人とも会えて、嬉しいです」(東京・清水緋菜子さん)

 「私も昭和24年組で、横浜で育ちました。西欧の音楽に気後れしない日本人を育てたいという気持ちが鈴木先生の中にあった頃だと思います。黎明期で、親が本当によく入会させたものだと思います。全国行脚の鈴木先生をお待ちするのも、大変な騒ぎだったことを覚えています」(横浜・木村眞一さん)

 「今年、ちょうど80歳になりました。昭和22年から増田勇三先生に習い始めましたが、戦後すぐで食べ物がない、楽器もない時代です。大学を出るまでいろいろとお世話になりました。その後、40年間、高度経済成長に合わせてビジネスの一線で定年までヴァイオリンを弾く機会がありませんでしたが、定年後は、東京で若い人たちと一緒にオーケストラを作るなどで、再開しました。音楽のあることは本当に楽しいことです。今日のような機会をまた作ってください」(京都・岡 義剛さん)

 「千里フィルハーモニア・大阪などでヴァイオリンを弾いています。江村先生には、私が5歳の時に泣かされたことがありました(笑い)」(大阪・諏訪博子さん)
 「両親がヴァイオリンを辞めさせなかったことに、今、とても感謝しています。これからも続けていきたいです」(大阪・鈴木志保さん)
 「京都支部に新井先生がいらした時に習い始め、松本で研究生として過ごしたのち、京都支部で指導者を3年しました。その後結婚し、今では娘夫婦が京都支部でヴァイオリン科指導者をしています。今日は母親であり、OGとしてヴィオラで参加させていただきました」(京都・田中春美さん)

 「子ども時代を経て、定年間近からまた先生についてヴァイオリンを習っています。子ども時代と違った感慨がありますね」(東京・服部眞一郎さん)

 「中学の部活でヴィオラを弾き始め、大人になってから個人レッスンを受けています」(東京・服部宏美さん)
など、短いお話の時間でしたが、興味深いひと時でした。


後半は、ドッペルとa-moll

 休憩時間に、自己紹介の時に話題になった黎明期の指導曲集の現物を閲覧したところ、巻頭に豊田耕兒先生の若かりし頃の演奏する写真が、模範として掲載されていました。初めて見る楽譜でしたので、口々に「すごいねぇ、お宝ですね」の声も聞かれたほど。何十年も保管されておられたことに感謝です。

 さて、「ドッペルをやって見ましょう」ということになり、全員で二手に分かれて合奏しました。さすがに皆さん、スラスラ弾かれます。ヴィオラパートもしっかり聴こえてきます。続いて、ヴィヴァルディのa-moll。「11月と12月生まれの方、いますか」と江村先生。ソロを弾いていただく人を選ぼうという作戦でしたが、あいにくと誰もいません。「それでは、1月、2月、3月生まれの方?」すると数名が立ち上がり、皆さんの前に並びました。事前に配布していたオーケストラパートを10数名で演奏し、ソロパートの4人と合わせます。いきなりの合わせですが、昔取った杵柄ですね、こちらもスラスラ行きました。

 江村先生から「そこの中島美子先生クラス出身のお二人は、オケパートの譜面も見ずに弾かれていましたね。すごいです。そういえば、中島先生のグループレッスンは弁当が2食必要でした。朝9時から夜9時までありました。夜の8時くらいになって、中島先生が”それじゃぁ、一通りやって今日は終わりにしましょう”と言って、その日のすべてのプログラムを頭から繰り返していました。本当にすごいです」と思い出が語られました。今年、中島先生は亡くなられたばかりですので、今日の音が中島先生に届くといいなぁと思ったほどです。

 同じスタイルで、ソリストを募って、今度はドッペルです。チェロパートのOGが登場してから、続きをすることにし、気分転換にクイズコーナーが始まりました。江村先生が用意されていたのは、スーパーイントロクイズ・逆回し(リバース)・早回しなど多彩で、どれも超難解でした。特に逆回しは五つ星級の難しさでした。

 アンサンブルに戻って、今度はリュリの「ガヴォット」です。さすがに指導曲集第3巻ともなると、アンサンブルを初見でするのは、少し難しくなりました。それでもなんとか通すことができました。

チェロ奏者、登場!


 遅れて参加のチェリストでOGの小棚木優さんの登場で、弦楽合奏としてヴィヴァルディのa-mollを仕上げることにしました。ピアノ伴奏と違い、弦楽だけのオーケストラができ上がりましたので、響きもだいぶ違います。
 一通り楽しんだ後は、後から参加された皆様の自己紹介パート2です。
 「東京の佐藤明先生のもとで3歳からチェロを学びました。今は、京都でチェロのお仕事をさせていただいています」(京都・小棚木優さん)
 「ヴァイオリン科指導者の宮原です。大阪から来ました」(大阪・宮原正治先生)
 「京都でヴァイオリンを教えています。最初は北九州でヴァイオリンを始め、千葉で習っていました」(京都・佐々木弘明先生)
 「妻です。同じく京都で教えています」(京都・佐々木めぐみ先生)


 その後のドッペルは、新しく加わったメンバーも参加して始まりました。干支によってソリストを選び、ソロとオーケストラに分かれます。結局、前に出てソロを弾くのが6名。ソリストたちはもちろん暗譜、オーケストラパートはほぼ初見ですので、どちらもたいしたものです。このくらいの時間になって、初対面が多かったメンバーたちのアンサンブルも随分とこなれて来ました。合わせどころもしっかり押さえてあり、音楽が生き生きとしてきました。みなさん、合奏が好きなんですね。喜びが溢れているようでした。

 時間がありましたので、江村先生、楽譜袋から探し出されたのが、パッヘルベルの「カノン」でした。東京組は毎年弾いている曲ですのでレパートリーになっています。ヴィオラパートのピツィカートもありました。今日のイベントのエンディングにふさわしい曲でした。

 OB・OG会の紿田俊哉副会長からクロージングの挨拶がありましたが、どうやら懇親会開始までまだ時間がありそうです。そこで木村会長の発案で、小棚木優さんのチェロ独奏で、バッハの無伴奏組曲第1番のプレリュードを鑑賞させていただくことになりました。

 素敵な無伴奏の演奏にしばしうっとり。小棚木さんの演奏は、しなやかな身のこなしの中に楽器を存分に鳴らす巧みさが備わっていました。京都や大阪のオーケストラで演奏活動をしながら、来年8月にはエルガーのチェロ協奏曲を演奏することも決まっているそうで、これからの活動が楽しみです。

京都の夜は長く

 懇親会は、江村先生ご推薦の近くの「YURURI」で今日の成果を肴に打ち上げました。子どもたちのコンサートと違って、OB・OG会の大切な活動に懇親会があります。合奏練習で知り合った者同士で、話も盛り上がりますし、いろいろな思い出話も披露されます。食べて飲んで、再開を期してお開きとなりましたが、この日は、さらに8名が晩秋真っ盛りの京都を満喫しようと、懇親会後に高台寺のライトアップ見学へ繰り出しました。桃山文化を愛でた女性の寺と称されるだけあって、すごい人出。特に臥龍池(がりょうち)に映し出された紅葉は、不思議な光景で、見事でした。

 このような感じで、OB・OG会主催の「楽器を持って集まろう会」京都編は大変充実した1日となりました。参加の皆様、ご協力をいただきました先生方、心から御礼申し上げます。OB・OG会は、今後も「楽器を持って集まろう会」を企画していきます。全国の皆様の参加をお待ちしています。

2017年11月26日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 京都」参加の皆様へ!

 スズキ・メソードOBOG会が主催する「楽器を持って集まろう会 in 京都」に参加のお申し込みをいただき、ありがとうございました。おかげさまで、地元京都を始め、名古屋や三重、大阪、そして東京からも20数名の皆様が駆けつけることになりました。晩秋の京都で、スズキの世界をたっぷりと味わいましょう。個別にメールでも送らせていただきますが、以下、最終案内です。

楽器を持って集まろう会 in 京都
■日程  2017年11月26日(日)  
       12:30      集合
       13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
       16:00~16:45 成果発表会
       16:45~17:00 後片付け
       17:30~    近くの会場「ユルリ(YURURI)」にて懇親会
■会場  スズキ・メソード 御所南教室
        京都市上京区伊勢屋町406 マツヲビル5 →map
        京阪鴨東線「神宮丸太町」徒歩5     
        地下鉄「烏丸御池」徒歩10     
        御所南教室は土足禁止です。スリッパをご持参ください。     
        譜面台は教室にありますので必要ありません。
■内容  合奏
        ヴァイオリン指導曲集1~3巻(Vn 4部合奏)
        バッハ:ドッペルコンチェルト第1楽章
        ヴィヴァルディ:a-moll 第1楽章

     楽譜
        参加パートは自由です。当日、変更をお願いすることもあります。
        ヴァイオリン指導曲集1~3巻:
        第1Vn は指導曲集ですので各自ご準備ください。

        第2〜4Vn は当日配布します。
        ドッペルコンチェルトとa-moll の伴奏譜は、メールでお知らせします。
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)、懇親会費 5,000円
■お問い合わせ スズキ・メソードOB・OG会事務局 →メールアドレス

2017年11月26日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 京都」を開催します!

 スズキ・メソードOBOG会では、これまでにも何度か開催してきました「楽器を持って集まろう会」を関西地区で初めて開催します。昔懐かしい合奏練習会です。集まった皆さんで、指導曲集を使って音を出してみましょう。今回は、関西地区の指導者の江村孝哉先生(ヴァイオリン)の進行でお楽しみいただきます。下記の要領で開催します。参加フォームにてお申し込みください。→参加フォーム

楽器を持って集まろう会 in 京都
■日程  2017年11月26日(日)     
       12:30      集合
       13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
       16:00~16:45 成果発表会
       16:45~17:00 後片付け
       17:30~    近くの会場にて懇親会
■会場  スズキ・メソード 御所南教室
        京都市上京区伊勢屋町406 マツヲビル5 →map
        京阪鴨東線「神宮丸太町」徒歩5     
        地下鉄「烏丸御池」徒歩10     
        御所南教室は土足禁止です。     
        11月末となると、寒いと思いますので、スリッパをご持参ください。
■内容  合奏
        教材としてヴァイオリン科指導曲集を中心に音出しを楽しみます。
        ヴァイオリン科出身の方は、1巻~5巻までをご持参ください。     
        1巻から始めて、できるところまで進んでみましょう。     
        1巻のみ参加という方も大歓迎です。     
        バッハのドッペルまで、いけるといいですね。     
        チェロ科出身の方も、1巻~4巻までをご持参ください。     
        フルート科の方、オブリガートパートをご持参ください。     
        ピアノ科の方、ヴァイオリン科1巻~5巻までの伴奏譜を事前に送ります。
        教本を第1ヴァイオリンとするヴァイオリン4部、
        弦楽四重奏の楽譜などもありますので、
        腕に自信のある方にも楽しんでいただけます。     
        協奏曲等、弦楽四重奏伴奏も可能です。     
        演奏曲は10月末頃、参加の皆さんにお知らせします。      
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)
■参加資格 スズキ・メソード出身の方、もしくは、現在、スズキで学ぶ大人会員の方
        ※OB・OG会の会員でなくても参加できます。       
        ※楽器を演奏されるお子さんやお孫さんとの参加もできます。      
        ※楽器は演奏しないけれど、見学したい、という方もOKです。
■懇親会 楽器を持って集まろう会を楽しんだら、懇親会です。
       会場は、候補は上がっていますが未定です。     
       会費 5,000円程度
■お申し込み方法
     OB・OG会事務局に以下の参加フォームでお申し込みください。→参加フォーム
■お申し込み締切
     2017年11月15日(水)
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

スズキ・メソードの早野龍五会長
東京大学の酒井邦嘉教授
フルート科の宮前丈明先生
が、10月12日(木)の毎日メディアカフェで鼎談。テーマは「脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性 Part.2 2017秋」

 赤ちゃんが毎日繰り返し耳にする言葉を、いつの間にか話せるようになる「母語教育」の考え方に基づき、「スズキ・メソード」を推進する公益社団法人才能教育研究会(早野龍五会長)が、言語の脳内機構を明らかにする研究を20年にわたって進めてきた東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉研究室と、言語や音楽の普遍性を科学的に明らかにする共同研究に着手して10カ月が経ちました。

 音源となる楽器をフルートに決め、その演奏をスズキ・メソードのフルート科教授であり、ピッツバーグ大学医療センター精神科研究員として脳科学研究にも従事されている宮前丈明先生に依頼しました。3月に音源サンプルを録音。7月~9月、ヴァイオリン科に学ぶ12歳~17歳の生徒36名を対象に、ニューロイメージングの中で最も発達した手法の一つであるfMRI(機能的磁気共鳴画像法)調査を実施しました。その最新の結果報告とともに、研究の進捗状況、音源作成の意図、研究の今後について、早野会長と酒井教授、宮前先生が意見交換をします。

毎日メディアカフェのサイトで受付中です。先着150名様です。
→毎日メディアカフェ
日時:2017年10月12日(木)18:30〜20:00
会場:毎日ホール(千代田区ーツ僑1-1-1パレスサイドビルB1)

関西地区主催の「オーケストラコンサート」出演者募集!

 スズキ・メソード関西地区指導者会より、お知らせが届きました。2018 年1 月28 日(日)、関西地区主催のオーケストラコンサートを計画されています。豊田耕兒先生指揮によるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」など、意欲的なプログラムが予定されています。
 現役生徒主体の演奏会ですが、OB・OG の方でも希望者がおられましたら、ぜひご参加を、とのことです。募集定員に達した時点で受付終了。なお、現役生徒対象にすでに募集を開始しているため、出演ご希望の方はお早めにお申し込みをお願いします、とのことです。
 詳細は、関西地区募集要項.pdfをご覧ください。

2018関西地区「オーケストラコンサート」
 日時:2018年1月28日(日)
 会場:兵庫県立芸術文化センターのKOBELCO大ホール
 ・オーケストラA、オーケストラB、プレオーケストラの3タイプがあります。
 参加申し込みと詳細は、関西地区WEB サイトをご覧ください。

2017定時総会を開催しました。

 下記の内容で、スズキ・メソードOB・OG会2017定時総会を無事に終えることができました。チェロ科OGの松波恵子さんも駆けつけていただき、短い時間でしたが、交流を深めさせていただきました。詳しい内容は、7月中旬以降に皆様に印刷物で郵送させていただきますので、到着まで今しばらく、お待ちください。

2017定時総会
 日時:2017年6月30日(金)18:30
 会場:レストラン「アラスカ」
(都営地下鉄大江戸線 築地市場駅 朝日新聞社本社ビル内)→地図
 会費:4,000円

 議事:
  第1号 2016年度 活動報告,収支報告,監査報告
  第2号 2017年度 活動計画,予算
  第3号 役員選任

日本将棋連盟の佐藤康光会長(ヴァイオリン科OB)と
スズキ・メソードの早野龍五会長が、
毎日メディアカフェで対談!

 弱冠14歳の藤井聡太四段の快進撃、将棋の壮大な世界観を描いた映画「3月のライオン」の公開、さらにはAIと人間の知恵比べなど、将棋にまつわる話題が目白押しの昨今。電子機器持込に関しての一連の疑惑騒動を発端に、この2月より日本将棋連盟の舵取りを任された佐藤康光会長の動きに、大変な注目が集まっています。
 実は、佐藤会長は、スズキ・メソードで4歳からヴァイオリンを学び、今も演奏を折に触れて披露される「ヴァイオリンを弾く棋士」でもあります。
 お二人による今回の対談テーマは、「やり抜く力を育てる」です。
 将棋には、日本人の心を表す作法や、戦法を創意工夫する土壌があり、限りない集中力や、失敗を恐れないチャレンジ精神などを養う場があり、現代を生きる子どもたちに必要な「やり抜く力」を育てる力があります。スズキ・メソードの5代目会長として、昨年8月から、組織の立て直しに腕を振るわれる早野龍五会長との対談で、子どもたちの能力を育てるためのさまざまな取り組みや、組織の活性化、若手の育成のアイデアなどについて、縦横無尽に語り合います。

毎日メディアカフェ
 日時:2017年7月12日(水)18:30
 会場:毎日新聞社東京本社B1「毎日ホール」(竹橋:パレスサイドビル内)
 申込:事前に予約応募が必要になります。→毎日メディアカフェ

2017定時総会のご案内

 来る6月30日(金)に、OB・OG会の定時総会および懇親会を開催いたします。
 皆様にお集まりいただき、しばし楽しいひとときをお過ごしいただきたく、お誘い合わせのうえご参加ください。
 ご参加いただける方は、6月20日までに事務局までメールでご連絡ください。
→OB・OG会事務局


2017定時総会
 日時:2017年6月30日(金)18:30
 会場:レストラン「アラスカ」
(都営地下鉄大江戸線 築地市場駅 朝日新聞社本社ビル内)→地図
 会費:4,000円

 議事:
  第1号 2016年度 活動報告,収支報告,監査報告
  第2号 2017年度 活動計画,予算
  第3号 役員選任


 OB・OG会では、「スズキ・メソードに在籍した人は『心のふるさとキラキラ星』を共有する仲間」という考えに基づき、「一生楽しめるスズキ・メソード」を目指して活動し、一人でも多くの方に参加を呼び掛けております。今後とも、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

才能教育会館耐震改修工事へのご寄附をお願いします!

 才能教育研究会創立70周年記念事業の柱のひとつとして、建設から50年経過した才能教育会館を、今後も安全で快適に使用するため、2016年10月から2017年5月末までの日程で、耐震改修工事を行なっています。
 つきましては、才能教育研究会では、5月1日より、今回の工事に対して多くの皆様からのご寄附の受付をスタートしております。OB・OGの皆さまもぜひご協力をお願いします。ご寄附の金額に応じて、皆様の記念になりますよう、会館内に皆様のお名前を刻印した銘板を掲示させていただいたり、会館ホールの椅子にお名前を刻印したプレートの掲示もされます。ぜひとも多くのOB・OGの皆様に趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
→詳しくはこちらをご覧ください。

BBCラジオに加え、テレビでも追加で収録があり、
5月18日よりオンエアが始まりました!

BBCテレビに出演された紿田英哉さん(右)と俊哉さん(左) BBCラジオ放送の後、BBC側よりTVインタビューのリクエストがあり、元才能教育研究会常務理事で、OBの紿田英哉さんのご自宅で、BBCロンドンとスカイプを使ってインタビューしたものがこのたび、インターネット上で見られるようになりました。
「6時間掛かりのインタビューでしたが4分に編集されていました。『名古屋の子守唄』は、残念ながらカットされていました」とは、弟でOB・OG会副会長の紿田俊哉さんのお話です。
 大変貴重な映像とともに、スズキ・メソードの真髄に触れる内容となっています。ぜひご覧ください。下記をクリックするとご覧いただけます。
 なお、英国スズキ協会の小玉もな先生によりますと、「この映像のリンクが世界のスズキ指導者やファミリーの間でどんどんシェアされています」とのこと。すごいことですね! さっそく、ヨーロッパスズキ協会(ESA)のニュースページでも紹介されています。
→BBCテレビ

→ヨーロッパスズキ協会

OB・OG会第10回記念コンサート、終了しました!

 2017年5月14日(日)、第22回アンサンブル・フェスティバルとスズキ・メソードOB・OG会第10回記念コンサートが国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催されました。

 2010年に発足したスズキ・メソードOB・OG会。1年に2回、演奏することもありましたので、7年目の今年に第10回となる記念のコンサートを開催することができました。今回は豊田耕兒先生のソリスト、ということもあって、大阪からは曽田義嗣先生も参加してくださいました。会場にも指導者の姿がいつも以上に多く、関心の高さをうかがわせました。

 前半のスズキの子どもたちによるアンサンブル・フェステバルに続き、OB・OG会の演奏曲は、
・パッヘルベル:カノン
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調(ヴィオラソロ 豊田耕兒先生)
・フルートオブリガートと弦楽のアンサンブル
    狩人の合唱
    ゴセックのガヴォット
    習作
    楽しい朝
    アレグロ
というプログラム。

 カノンに子どもたちも参加するスタイルは、これまで同様です。昨年も曲の盛り上げ方や歌い方を研究しましたが、今年は、運弓や表現力について、今まで以上に指揮の金森圭司さんからご指導をいただきました。毎年演奏する定番曲ですが、より音楽的な表現力が発揮できるレベルまで練習した分、きちんと仕上げることができました。

 テレマンのヴィオラ協奏曲では、ソリストに才能教育研究会名誉会長の豊田耕兒先生をお招きしました。2010年の第1回コンサート(5月16日)で、OGの渡辺玲子さんのヴァイオリン独奏でヴィヴァルディの四季〜「春」を演奏したときに、指揮をお願いしたことがありました。

→2010年第1回コンサート

 豊田先生が指揮をされる姿は、夏期学校や全国指導者研究会でおなじみでしたが、独奏されるのは、ご本人曰く「40年ぶりのこと!」だそうです。OB・OG会としては大変光栄な、まさに第10回記念にふさわしいプログラムになりました。
 テレマンのヴィオラ協奏曲は、ト長調の大変明るい、そしてヴィオラ特有の憂いも感じさせる佳品です。アメリカの出版社から出版されているスズキ・メソード ヴィオラ指導曲集の第4巻に収録されています。ヴィヴァルディのa-mollのように、スズキ・メソードでヴィオラを学ぶ生徒さんたちが、必ず演奏する曲ということになります。今回は、2004年に豊田先生自らが作られたオリジナルのカデンツァでの演奏となりました。

誠実なお人柄を表すような端正な演奏でした 当日までの2回の練習でも、当日朝のステージリハーサルでも感じられた、豊田先生のお人柄を表すようなヴィオラの温かな音色に、参加したメンバーは誰もがうっとりとしたものです。さらに本番では、ソロにかぶるトゥッティの音量を極力抑えるなど、バランスにも最大限注力し、豊田先生の伸びやかな独奏を際立たせることを目指しました。その結果、大変好評で、たくさんの拍手をいただきました。次のような嬉しい感想からも、この日の演奏の様子がお分かりになるでしょう。

・豊田先生の貴重なソロをライブで聴くチャンスをいただけて、私も娘も大満足させていただきました。松本でのレッスンの時に少し弾いてくださるその音が、ホールでも響いていて、胸が一杯になりました。鈴木先生のおっしゃる「音はその人の心」ということがようやく腑に落ちた感じです。美しい音はたくさんありますし、どれが良いとかいうのはわかりませんが、娘にもいつかどなたかの胸が一杯になるような音が出せる人に育ってもらいたいものだと思っています。もちろんアドバイスいただいたことを鍛錬していくことは重要な課題ではありますが。豊田先生のお姿はいろいろな意味で人生の先輩としてのお手本でした。

・豊田先生のテレマン演奏のアナウンスの後、会場の中は、静寂と緊張感に包まれました。演奏が始まると、先生のレッスンを受けていた頃が思い出され、私の周囲も豊田先生にお世話になった先生方ばかりで、皆、感極まってしまい、涙、涙。特に、第3楽章が、一番、先生の美しく品のある音が、際立っていたと思いました。昔、松本の才能教育音楽学校の研究生の時に、ヴィヴァルディのgモール全楽章をドイツから一時帰国されて、伴奏したことがありました。私の緊張感は相当でしたが、演奏終了後に、いちばん前の方が、涙を流されて豊田先生に拍手をされている光景を思い出しました。いつの時代でも豊田先生の演奏は、心の奥深く届き、聴衆が感涙するのだと、改めて実感しました。

・豊田先生のテレマンをぜひ聴きたくて、仕事を抜けさせていただきました。OB・OGオケのみなさまが豊田先生の音を一音たりとも聴き逃すまいと集中し、先生の音楽に寄り添うアンサンブルをされている様子、その空気が伝染したかのような客席の緊張感と温かい心(この2つがこのように両立することを初めて知りました)に満たされた大きなホールの中に身を置き、豊田先生の魂が込められた音を聴く幸せ。テレマンのハートを受け取って、ハーモニーとともに変化していく音色、音楽の流れ、呼吸、エネルギー。。終わってしばらく、私も仲間たちも言葉を失っていました。素晴らしい音楽を本当にありがとうございました。老若男女一緒に楽しめるのが音楽なのだと改めて感じました。出逢えた奇跡に心より感謝します。


豊田先生と指揮の金森圭司さん。金森さんは打ち上げの席で、豊田先生からN響の前身の尾高尚忠指揮新交響楽団でコンチェルトを弾いた話や、マゼール指揮ベルリン放送響でコンマスを務めていた話など貴重なエピソードをたくさん伺われたそうです 本番後の豊田先生を囲んでの打ち上げで、豊田先生からは「最初はお断りしたのですが、OB・OG会に何も奉仕ができていなかったことに気づき、それで出演させていただくことにしました。自信はなかったのですが、これも神様の思し召しと考えました。3回の練習で、だんだんと皆様と和めてきて、それが感じられて、本番につながりました。皆さんに感謝しています。これからも皆さんがこの会をサポートしてくださることを期待しています」との嬉しいお言葉をいただきました。

 また、今回は、フルートオブリガートと弦楽のアンサンブルというプログラムも加えました。合奏する機会の多いスズキ・メソードのコンサートで、それまではヴァイオリンと同じメロディを吹いていたフルートが、オブリガート演奏をすることで、より色彩豊かになり、音楽的な表現の幅は広がってきました。OB・OG会では、昨年11月の名古屋での「楽器を持って集まろう会」でも試みた企画を、今回は大ホールでということになりました。


 オブリガートの作成を担当したフルート科指導者の宮地若菜先生からの言葉です。「オブリガートの楽譜ができたのが一昨年でした。何十年もの夢が実現でき、しかも豊田先生のコンチェルトの後に、同じ舞台でこうして演奏させていただき、大変嬉しく思います」
 今後、ますます国内外でフルートのオブリガート演奏が拡大していくといいですし、また、曲数も増えてゆかれるといいですね。

挨拶をされたのち、演奏にも飛び入り参加された早野会長 この日、アンサンブル・フェスティバルの冒頭からすべてを会場で聴かれた早野龍五会長もアーモールからはステージでヴァイオリンを弾かれました。そして、ご挨拶もいただきました。
「今日は、第1部のアンサンブル・フェスティバルも、第2部のOB・OG会のコンサートもすべて聴かせていただきました。豊田先生のお孫さんも第1部に登場されておられ、親子3代で音楽を楽しむ姿を嬉しく思いました。先ごろ、才能教育研究会70周年記念事業の一環として、スズキ・メソード出身のOB・OGたちのその後を調べる機会がありました。多くの方が大学や大学院へと進み、音楽大学にも進んでいらっしゃいました。今日、一緒に演奏した子どもたちも、この素晴らしい先輩たちを見習って、鈴木先生の願われた『立派な良き市民』になってくださることを、願っております。そして、そのお子さんも、お孫さんもスズキで育っていただくことを期待しています」

最後は、フルートのオブリガート演奏付きで、子どもたちとOB・OGの共演で「キラキラ星変奏曲」 最後に第3部として、前半のアンサンブル・フェステバルに出演したスズキの子どもたちと、OB・OGたちの共演で、ヴィヴァルディの協奏曲イ短調(アーモール)第1楽章と鈴木先生のキラキラ星変奏曲を演奏。次の世代への懸け橋になることを願っての交流風景は、スズキ・メソードならではの姿となりました。クロージングとして、OB・OG会の木村眞一会長から、お礼のご挨拶をさせていただきました。


 会場のお客様からの声をいくつか紹介しましょう。

打ち上げ会場で挨拶をされる豊田先生。これからもOB・OG会をご支援してくださるとのお言葉に一同大感激でした・OB・OGの方々がこうして集まって、皆さんで音楽を楽しんでやっていらっしゃる姿に感動しました。
・今後も続けてください。
・お疲れ様でした。体験したことのない感動でした。
・才能豊かな人材と独自性を感じます。これからの未来への継承も頼もしく感じられました。もっと広く、アピールされてもいいように思います。メッセージ性が必要かもしれません。
・豊田先生の演奏を聴くことができ、大変嬉しく思います。また、フルートもいいですね。
・合奏を楽しんでいらっしゃる今の姿がいいと思いました。今、習っている子どもたちも、大人になっても楽しめるとわかってもらえたらいいですね。
・豊田先生の音楽、そして音の一つひとつがとても気に入りました。
・幅広い年齢層での演奏は、とても心に響きました。フルートのオブリガートが入ったことで、さらに音が綺麗になり、良かったと思います。
・子どもたちの励みになり、OB・OGの皆さんの演奏は良いと思います。いつまでも続けて、皆さんを癒して欲しいです。
今回も多くの皆様にお手伝いをいただきました。ステマネ、椅子の配置、受付周りの大変なお仕事をしてくださった皆様、そしてご指導を賜りました先生方、ありがとうございました

スズキ出身の松野弘明さんと川本嘉子さんで
モーツァルトの名曲、シンフォニーコンチェルタンテ!
6月15日、三井住友海上しらかわホール (名古屋)

クリックで拡大 モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」(シンフォニーコンチェルタンテ)は、かつてOB・OG会でも、ヴァイオリンの渡辺玲子さんとヴィオラの川本嘉子さんによる素晴らしい演奏で共演させていただいたことがありました。その名曲を今度は、ヴァイオリンに松野弘明さんをお迎えしての名古屋公演が、6月15日に開催されます。
 松野弘明さんは、2歳よりヴァイオリンを始め、6歳の時にスズキ・メソードの海外派遣メンバー(いわゆるテン・チルドレン)の一人として、アメリカ、カナダへの海外ツアーに参加されています。
 息の合ったお二人によるシンフォニーコンチェルタンテをご堪能ください。
松野弘明さんのプロフィール
 なお、川本嘉子さんが特別に割引チケットを販売してくださいます。
 一般:4,000円→3,500円に
 学生:2,500円→2,000円に
 お申し込みは、川本嘉子さんに直接、メールでご連絡ください。お支払いは、受付で精算していただき、チケットと交換していただきます。
 川本さんのメールアドレス

紿田俊哉副会長と兄の紿田英哉さんが、BBC WORLD SERVICEのラジオ番組に出演されました!

 お二人は、2017年4月21日(金)16:50分からの9分間、スズキ・メソードの素晴らしさについて、流暢な英語でお話をされました。番組のサイトでは、バックナンバーとしてリスニングができます。下記サイトにアクセスされたら、左下のダウンロードボタンを押して、ダウンロードしてください。iTunesなどで再生できます。
http://www.bbc.co.uk/programmes/p04zvr1t

OB・OG会第10回記念コンサート参加者募集のお知らせ

クリックで拡大 2010年に発足したスズキ・メソードOB・OG会。今年も5月の心地よい季節の中、10回目となる記念のOB・OG会コンサートを開催します。スズキの子どもたちが日頃の研鑽ぶりを発表するアンサンブル・フェスティバルとの共催です。

 今回は、OBOG会の顧問を歴任され、第1回の設立コンサートでは指揮者を務められた豊田耕兒先生が、テレマンのヴィオラ協奏曲 ト長調で、ソリストをお引き受けいただくことになりました。公益社団法人才能教育研究会が発行する最新号の機関誌No.197で海外でのご活躍の頃のインタビューが連載開始されるなど、豊田先生からの意欲的な発信がされる中での、ヴィオラ協奏曲でのご出演に、OBOG会一同、大変感激しております。

 514日(日)13:00開演、場所はいつもの国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールです。上記の豊田先生によるヴィオラ協奏曲以外にも、フルート科OBOGが出演してオブリガートの美しいハーモニーが楽しめる合奏、さらには、現役生徒さんたちとのヴィヴァルディのa-mollの共演など、話題が目白押しです。

クリックで拡大 指揮者には、第4回、第6回、第8回、第9回コンサートに引き続き、スズキ・メソード ヴァイオリン科出身で、ワグネルソサエティオーケストラで活躍後、NHK交響楽団を経て、医学の道に転じた金森圭司さんが登場されます。ご期待ください。

 コンサート終了後には、簡単な「懇親会」も予定しています(詳細は後日発表します)。

1)「第22回アンサンブル・フェスティバル」&「スズキ・メソードOBOG会第10回記念コンサート」
  13:0017:00
  ※OBOG会の登場は、15:00過ぎを予定しています。
2)懇親会: 17:3019:30

「OB・OG会第10回記念コンサート」出演者募集要項

日時   2017年5月14日(日) 開演13:00

場所   国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール  →アクセス方法

応募資格
 (1)スズキ・メソードOB・OGの皆様
 (2)スズキ・メソードを学ぶ大人の会員の皆様
 (3)できるだけ多くの練習にご参加ください。前日、当日午前中の「リハーサル」への参加は必須です。
  ※いずれも「OB・OG会」にご入会されることを前提とさせていただきます。
   →「OB・OG会」会員登録のご案内

■募集人数 
 約50名(ヴァイオリン32名、ヴィオラ8名、チェロ8名) の弦楽器、フルート10名
   ※ ただし、テレマンのヴィオラ協奏曲は、ヴァイオリン16名、ヴィオラ6名、チェロ4名、
    コントラバス1名で演奏します。
   ※ ヴァイオリンパートは、音のバランスなどの都合で
    担当パートを指定させていただく場合がございます。
  ※フルート科OB・OGの皆様には、最後のキラキラ星変奏曲にも出演していただきます。
    たくさんのご応募をお待ちしております。

■募集の締め切り
  2017年4月17日(月)
  ※テレマンの各パートは定員に達しましたので、締め切りました。
   また、フルート科OB・OGの皆さま、締め切りは過ぎましたが、まだまだ大丈夫です。
   ふるってご応募ください。

■曲目
  ①パッヘルベル:カノン
  ②テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調(ヴィオラソロ 豊田耕兒先生)
  ③フルート オブリガートとの合奏
    狩人の合唱
    ゴセックのガヴォット
    習作
    楽しい朝
    アレグロ
  ④ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1楽章
  ⑤鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲
  ※複数の曲に応募可能です。
  ※ご参加いただけることになりました方には、楽譜の送付にてお知らせ申し上げます。

■練習日程 
 (1)4月30日(日)13:00~17:00(指揮:金森圭司さん) 
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター リハーサル室
     13:00〜14:30 ①カノン、④ヴィヴァルディa-moll、⑤キラキラ星変奏曲
     14:30〜15:00 ③フルート オブリガート曲
     15:00〜16:30 ②テレマン ヴィオラ協奏曲

 (2)5月6日(土)17:00~20:00(指揮:金森圭司さん)
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 練習室43
     17:00〜18:00 ①カノン、④ヴィヴァルディa-moll、⑤キラキラ星変奏曲
     18:00〜19:00 ②テレマン ヴィオラ協奏曲←時間変更しました(4月6日)
     19:00〜20:00 ③フルート オブリガート曲←時間変更しました(4月6日)

 (3)5月13日(土)13:00~17:00(指揮:金森圭司さん)
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 練習室43
     13:00〜14:00 ①カノン、④ヴィヴァルディa-moll、⑤キラキラ星変奏曲
     14:00〜14:45 ③フルート オブリガート曲
     15:00〜16:45 ②テレマン ヴィオラ協奏曲
     
 (4)5月14日(日)午前 ステリハ(指揮:金森圭司さん)
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
     午前 ステージリハーサル
     午後 本番 12:30開場 13:00開演となります。             
     ※詳しい練習日程は、楽譜送付時にもお知らせさせていただきます。

■練習指導
 ・指揮者 金森圭司さん(ヴァイオリン科出身、医師)
 ・スズキ・メソード指導者

■参加費
 演奏曲目数に応じて、参加費が異なります。
    ・ ①、②、③、④、⑤ 7,000円
    ・ ①、③、④、⑤ 5,000円
    ・ ③、⑤ 3,000円
  ※参加費は練習時に、集めさせていただきます。

■送付先
 参加をご希望の方は、
 申込用紙をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールかFaxでお送りください。
 →第10回記念コンサート参加申込書
  あるいは下記の参加申込フォームでお送りください。
 いずれの場合も、「スズキ・メソードOB・OG会」事務局宛となります。
    メールinfo@suzukimethod-obog.com
    Fax. 03-3295-1448
 ※記録のためのDVD作成、および公式サイトなどでの当日の写真を公開させていただきますことに、ご同意いただける皆様にご出演をお願いします。

■お問い合わせ
 お問い合わせは、メールでお願いします。 お問い合わせメール

OB・OG第10回コンサート参加申込フォーム

NEWS

バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットが各地で公演!
OBの眞峯紀一郎さんも出演されます!

バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットの皆さん 世界中からワーグナーに魂を捧げる演奏家が集まって、ワーグナー・オペラを上演する、世界最高峰の音楽祭の一つ、バイロイト音楽祭。バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットは、その音楽祭を支える祝祭管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者4人によって、2005年夏に結成。メンバーは、いずれも豊富な経験を誇る腕利きプレーヤーばかり。テレマンやフンメルなどのバロック/古典作品から、高度な技術が要求される近代作品、ワーグナー「ローエングリン」の編曲まで、誰もが楽しめる幅広い選曲で、希少なるバイロイト・サウンドの真髄を披露します。

 第4ヴァイオリンを担当されるのが、スズキ・メソード出身の眞峯紀一郎さん。この春、以下の8都市で公演が続きます。以下、眞峯さんからのメッセージが届きましたので、ご紹介します。
「今年の『東京・春・音楽祭』は、<神々の黄昏>で<リング>を完結するので、私たちもその編曲を演奏する、との条件でご招待いただきました。最も重厚なオケ編成の、しかも16時間以上かかる<リング>を、40分足らずに短縮した編曲なので、ワーグナー•ファンには物足りないかもしれませんが、一般の聴衆にとっては、<リング>を知るチャンスとも言えます。
 また、『過去2回の演奏旅行のプログラムに載った曲以外で』との依頼がありました。そこで<リング>以外に、私たちバイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットのために作曲されたけれど、今まで演奏したことのない曲(これも世界初演)や、2015年に結成10年を記念し、制作したCDの中の難曲も入れることになったので大変です。ぜひ、お近くの会場でお聴きください」

3月25日(土)18:00 宗次ホール(名古屋)
3月26日(日)16:00 アートスペース・オー(町田)
3月27日(月)19:00 はまなす館(相馬)
3月29日(水)19:00 上野学園メモリアルホール(東京)
3月30日(木)19:00 松本音楽文化ホール(松本)
3月31日(金)19:00 秋篠音楽堂(奈良)
4月2日(日)14:00 安芸太田町 戸河内ふれあいセンター(広島)
4月4日(火)19:00レスプリ・フランセ(藤沢)

NEWS

2016年モントリオール国際音楽祭で第1位の栄冠を取られた
辻 彩奈さん(ヴァイオリン)が、東京で初の本格リサイタル!
2017年3月10日(金)19時開演 紀尾井ホール

辻彩奈さんの東京公演チラシ 3歳よりスズキ・メソードでヴァイオリンを始めた岐阜県出身の辻彩奈さん。2007年には、スズキ・メソードのテン・チルドレンの一人として、東京・名古屋・松本でヴィターリの「シャコンヌ」を独奏。その後、全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会第1位、日本音楽コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第2位(最高位)を経て、2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、あわせてバッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞の5つの特別賞も受賞されています。
 この3月には、ベリオのヴァイオリン協奏曲集もNAXOSレーベルからCDをリリースされます。それに先立っての今回の東京での本格的なソロコンサートには、大向こうを唸らせるような名曲が揃いました。ぜひ成長著しい辻彩奈さんの「今」をお聴きください。
→公演内容
→公式サイト
→「ぶらあぼ」紹介記事
ソウル国際音楽コンクールでの演奏動画

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日本将棋連盟の新会長に、
ヴァイオリン科OBの佐藤康光九段が就任!

佐藤康光九段 谷川浩司前会長の辞任に伴い、日本将棋連盟は、2017年2月6日、新しい会長に佐藤康光九段を選出しました。佐藤康光九段は、羽生善治三冠と同世代。ソフトによる不正問題で揺れた将棋連盟の舵取りに、手腕を発揮されることになります。

朝日新聞デジタル

 佐藤康光九段は、ヴァイオリン科出身のOB。調布の富川和子先生のもとで、4歳からヴァイオリンを始め、京都に転居してからは松村裕美子先生のもとで、ヴァイオリンを続けました。弟、妹と3人兄弟全員が、スズキでヴァイオリンを学びました。OB・OG会の創立当時からの発起人であり、理事のお一人として、お時間のある時には、総会に何度も足を運んでいただいてきました。物静かな「ヴァイオリンを弾く騎士」が、こうした場面で立候補されたことに、OB・OG会は心より敬意を表します。

スズキ・メソード機関誌「先輩、こんにちは」での記事をご覧ください。

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「第15回 齋藤秀雄メモリアル基金賞」  
中島顕先生クラス出身の酒井 淳さん(チェロ)に決定!

左から、選考委員の堤剛さん、酒井淳さん、中島顕先生(1月17日授賞式にて) 2017年1月17日、公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)は、第15回(2016年度) 齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞者を酒井 淳(あつし)さんに決定しました。この齋藤秀雄メモリアル基金賞は、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者に対して、各年度で一人ずつ贈られるもので、今回は指揮者については該当者なしです。
詳しくはこちら

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明けましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いします。
名古屋での「楽器を持って集まろう会」の録音です。

 2016年11月27日、名古屋での集まりの録音です。MP3データですので、スマートフォンなどでも視聴が可能です。以下からダウンロードできます。

バッハ:ドッペル第1楽章 OBOGnagoya_ドッペル.mp3
ヴィヴァルディ:a-moll第1楽章 OBOGnagoya_Aモール.mp3
鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲 OBOGnagoya_キラキラ星.mp3