スズキ・メソードのOB・OG会です。「心のふるさとキラキラ星」を共有する皆様と
 「一生楽しめるスズキ・メソード」をめざします。

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120520-3.jpg進境著しい宮田大さんとの共演(2012年5月20日、第3回コンサート)は、OB・OG会にとって大きな一歩となりました。 105016-1.jpgOB・OG会発足コンサート(2010.5.16)にはスズキ・メソード出身の渡辺玲子さんがゲストでした。 豊田耕兒先生の指揮で、ヴィヴァルディの四季から「春」などを楽しみました。 110508-1.jpg第2回OB・OG会コンサート(2011.5.8)では、スズキ・メソード出身の大谷康子さんと共演。 懐かしいヴィヴァルディのa-mollやグリーグのホルベルク組曲などを演奏しました。 4th-4.jpgソリストの江澤聖子さんによる入魂のショパン。ピアノ協奏曲第1番の流麗なメロディが、OB・OG会オーケストラと一体となって、会場に響き渡りました 1129-1.jpgモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」。ソリスト二人の対話、オーケストラとのハーモニーが時にドライブ感たっぷりに、時に抒情的に歌い上げ、ノリノリの演奏になりました。 6th-2.jpg5月11日(日)、OB・OG会第6回コンサートを開催しました。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏される東誠三さんの素晴らしい音に、魅了されました。 7th1.jpg2014年9月5日(金)、第7回コンサートを開催。オーボエ奏者の渡辺克也さん、ピアニストの東誠三さん、いずれもスズキ・メソードのピアノ科出身の二人による素敵なアンサンブルとなりました。 9th1.jpg 10th2.jpg 180513-3.jpg 12th-4.jpg 110508-2.jpg社会のさまざまな分野で活躍するOB・OGのみなさん。まさに異業種交流の花が咲きます。 191229-19.jpg 191229-20.jpg 191229-23.jpg 191229-25.jpg 0929-2.jpg 0929-3.jpg 0929-1.jpg 190710-2.jpg 12th-5.jpg 12th-1.jpg 12th-9.jpg 12th-3.jpg 12th-7.jpg osaka26.jpg osaka23.jpg osaka8.jpg osaka9.jpg osaka7.jpg osaka27.jpg 180513-5.jpg 180513-4.jpg 180513-10.jpg 171126-12k.jpg 171126-1k.jpg 171126-2k.jpg 171126-7k.jpg 171126-10k.jpg 10th1.jpg 1127-1.jpg 1127-4.jpg 0802-1_20160807105703332.jpg 0802-2.jpg 8bl94o8ad9151213-2.jpg 89c48afa8aw8dz2.jpg 89c48afa8aw8dz1.jpg 89c48afa8aw8dz3.jpg 150614-2.jpg 8th1.jpg 8th2.jpg 836083f838d91s8d9191e589ef1.jpg3月27日(金)に文京シビックホール大ホールで開かれたチェロ科創設60周年記念第25回スズキ・メソード チェロ全国大会には、チェロ科出身のOB・OGが出演し、バッハの「シャコンヌ」を演奏しました。 6th-5.jpgOB・OG会にとっては、初のベートーヴェンとなりました。指揮の金森圭司さん、ピアノ独奏の東誠三さんに大きな拍手が寄せられました。 50th-2.jpgテン・チルドレンの50年記念コンサートの第2部には、スズキ・メソードの子どもたちも登場。最後の「キラキラ星変奏曲」は圧巻! 1127-5.jpg最後に出演者、スタッフの皆様全員で記念撮影。皆さんお疲れさまでした! 1129-4.jpgアンコールはモーツァルトのディヴェルティメントK.136の第3楽章。渡辺玲子さんのコンサートマスター!に川本嘉子さんの指揮! こんな贅沢なエンディングは、なかなかありません。 1127-6.jpgコンサートの後は、楽しい宴。参宮橋駅近の「ミトラタカセ」さんで。 115-13.jpg鈴木鎮一先生生誕115年の記念イベントに集結した皆様。季刊誌No.185に登場された宮崎市の光が丘幼稚園の園長先生たちや鈴木鎮一記念館の結城館長も特別参加(2013.10.5 そば処ものぐさ) 115-7.jpg鈴木鎮一先生生誕115年を祝い、指導者の皆さん、そしてOB・OG会メンバーたちも気持ちを新たに、献花をさせていただきました。 115-10.jpg鈴木鎮一先生生誕115年記念講演をされた、毎日新聞の小島正美編集委員を囲んでのランチセッション。鈴木裕子会長も同席してくださいました(2013.10.6 そば処もとき) 121124-1.jpg2012年11月24日(土)「カルテットを楽しもう会」ご参加のみなさん。所用で帰られた方、ごめんなさい。皆様、お疲れさまでした。 8fbc967b120922-1.jpg2012年9月22日(土)あづみ野コンサートホールにて、「楽器を持って集まろう会Ⅱ」を開催しました。アメリカ・ケッタッキー州から参加の裕子・ドライバー・リップマン先生のアメリカ式レッスンは、とっても新鮮でした。 8fbc967b120923-1.jpg2012年9月23日(日)、鈴木鎮一記念館の特別な計らいで、「楽器を持って集まろう会Ⅱ」を開催。鈴木先生の思い出が詰まった場所での音出しに、全員が真剣に取り組みました。 120519kinen.jpg5月19日(土)ゲネプロ後の記念写真です。宮田大さんとの初共演にみんな興奮しています。 11100883a839383t839383u838b82f08ay82b582de89ef.jpg2011年10月8日(土)、秋晴れの一日、ピアノ科・フルート科OB・OGとの「アンサンブルを楽しむ会」を、いつもの浜離宮朝日ホール・リハーサル室で開催しました。成果発表では、素敵な音が広がりました。 100923-1.jpg「楽器(楽譜)を持って集まろう会」(2010.9.23)では、 鈴木裕子先生による懐かしい「逆さ弓」のレッスンもありました。

2022年1月
川本嘉子さんのコンサートに学生さんをご招待!

 2022年の新年早々、スズキ・メソード出身のヴィオリスト、川本嘉子さんから、素敵なお知らせが届きました。
 1月23日(日)に愛知県芸術劇場コンサートホールで開催されるコンサートは、愛知室内オーケストラとの川本嘉子さんが共演されるシリーズ第2回めとなります。ヴィオリストとして大切にされるヒンデミットのヴィオラ協奏曲「白鳥を焼く男」を演奏されます。この曲で吟遊詩人の役割を演じるのがヴィオラということになり、どんな演奏になるか期待されます。しかも、そのあとのブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」にもヴィオラパートで出演されるとのことです。この曲の第2楽章のヴィオラ パートの美しさは天上の音楽のよう。その様子をぜひご覧ください。
 そして、うれしいお知らせです。当日の学生券が抽選で50名様にプレゼントされます。応募の締め切りは1月9日ですが、川本さん曰く「ちょっと過ぎても多分大丈夫だから」とのことです。名古屋方面の学生の皆さん、ぜひ応募してみてください。
 応募先はこちらです

2022年3月19日(土)、
「楽器を持って集まろう会 in 福岡」を開催します!

 これまでにも何度か開催してきました「楽器を持って集まろう会」を、福岡で初めて開催します。昔懐かしい合奏練習会です。集まった皆さんで、指導曲集を使って音を出してみましょう。今回は、九州地区の指導者の石川洋子先生(ヴァイオリン)、上田英行先生(ヴァイオリン)、喜多川悠先生(チェロ)らのご参加をいただき、お楽しみいただきます。
 感染対策を十分に施しながら、下記の要領で開催します。この記事の後のフォームにてお申し込みください。

楽器を持って集まろう会 in 福岡
■日程  2022年3月19日(土)     
       12:30      集合
       13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
       16:00~16:45 成果発表会
       16:45~17:00 後片付け
       17:30~    近くの懇親会会場(現在未定)にて懇親会
■会場  
     平尾バプテスト教会・大名クロスガーデン
        福岡市中央区大名1丁目12-17 →map
        天神西通り「岩田屋」南西角のT字路より西へ徒歩3分
        ジョーキュウ醤油の隣(福岡国際教会と背中合わせ)
        ・西鉄「福岡駅」より徒歩6~7分
        ・福岡市営地下鉄「天神駅」2番出口より徒歩6~7分程
        ・西鉄「警固一丁目」バス停(国体道路)より徒歩3分程
音響の素晴らしい空間です
■内容  合奏
        教材としてヴァイオリン科指導曲集を中心に音出しを楽しみます。
        ヴァイオリン科出身の方は、1巻~5巻までをご持参ください。
        1巻から始めて、できるところまで進んでみましょう。
        チェロ科出身の方は、緑の合奏曲集と1巻~4巻までをご持参ください。
        フルート科出身の方も、オブリガート集をご活用ください。 
        ドッペルやa-mollを弦楽伴奏で楽しみましょう。
        指導曲集以外には、以下の曲なども予定しています。
        ・レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲から
         〜イタリアーナ、シチリアーナ
        ・モーツァルト:ディヴェルティメント K.136
        ・その他
        楽譜などは、参加の皆様にダウンロードサイトをお知らせします。
        譜面台をご持参ください。     

     Webでの参加も選べます。
        今回、初の試みとしてZoomを使い、
        福岡の会場に集まれない皆様とWeb上でつながります。
        お申し込み後、会費をお支払いただいた後に、URLなどをお知らせします。
■参加費  会場に参加の方 1,000円(楽器を持って集まろう会)
      Webで参加の方  500円(楽器を持って集まろう会)
■参加資格 スズキ・メソード出身の方
       もしくは、現在、スズキで学ぶ大人会員の方
        ※OB・OG会の会員でなくても参加できます。
■懇親会 楽器を持って集まろう会を楽しんだら、懇親会です。
      会場は、決定次第、こちらでお知らせします。
      会費 4,000円程度
■お申し込み方法
     OB・OG会事務局に下記フォームでお申し込みください。

■お申し込み締切
     2022年3月7日(月) まだまだ余裕がありますので、締め切りを延長しました。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

2022年3月
OB・OG会第14回コンサート参加者募集 
二度延期した、ヴァイオリン科ご出身の竹澤恭子さんとの共演、
今度こその思いで開催します!

出演メンバーを募集中です!

 2020年5月10日(日)、2021年5月9日(日)に予定していた竹澤恭子さんとの共演は、新型コロナウイルス感染拡大のために中止・延期になりましたが、今年は、感染対策に十分配慮をしながら、2022年5月8日(日)に第14回コンサートとして開催することになりました。「世界のタケザワ」と称されるヴァイオリニストの竹澤恭子さんとの初の共演となります。しかも、指揮には公益社団法人才能教育研究会名誉会長で、今なお後進の指導に情熱を捧げておられる豊田耕兒先生をお迎えしました。全国、全世界のスズキ・メソード出身の皆様、そして現在レッスンを受けていらっしゃる「大人のスズキ」の皆様、ご参加をお待ちしています。

 以下の内容で、出演者募集を3月4日より、開始しました。
「OB・OG会第14回コンサート」出演者募集要項

日時   2022年5月8日(日) 開演13:00

場所   国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール  
        →アクセス方法

■応募資格
 (1)スズキ・メソードOB・OGの皆様
 (2)スズキ・メソードを学ぶ大人の会員の皆様
 (3)できるだけ多くの練習にご参加ください。5月3日及び5月7日の「ゲネプロ」、当日午前中の「リハーサル」への参加は必須です。
  ※いずれも「OB・OG会」にご入会されることを前提とさせていただきます。

■感染対策
 練習及び本番当日は、必要な感染対策を十分施しての開催となります。
 出演者の皆様にも、できるかぎり消毒作業にご協力いただきます。
 ※ただし、あくまでも自己責任で参加いただきます。
 ※例年行なっております「カノン」「キラキラ星変奏曲」では、子どもたちと舞台上で共演するスタイルをやめ、子どもたちは会場で演奏に参加していただく予定です。

■募集人数 竹澤恭子さん
 約40名(ヴァイオリン24名、ヴィオラ8名、チェロ6名) の弦楽器 ※ ヴァイオリンパートは、音のバランスなどの都合でご希望の担当パートを変更させていただく場合がございます。

■募集期間
  2022年3月4日(金)〜4月15日(金)

■曲目
  ①パッヘルベル:カノン
    指揮:宮田豊
  ②モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218
    ヴァイオリン 独奏:竹澤恭子 指揮:豊田耕兒
  ③バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV 1043
    ヴァイオリン 独奏:守田千惠子、守田マヤ コンサートマスター:竹澤恭子
    指揮:豊田耕兒 
  ④ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1楽章(新しく追加しました)
  ⑤鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲
  ※複数の曲に応募可能です。
  ※キラキラ星変奏曲は、どなたでも出演できます。
  ※フルート科もキラキラ星変奏曲にオブリガートで参加可能です。
  ※ご参加いただけることになりました方には、楽譜をダウンロードできるサイトアドレスをお知らせ申し上げます。

■練習日程 (会場が変更になりました。ご注意ください)
①4月29日(金・祝)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟 B1 リハーサル室
②5月3日(火・祝)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟 B1 リハーサル室
③5月7日(土)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟 B1 リハーサル室
④5月8日(日)午前中の1時間程度(ゲネプロ)
    国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール
⑤5月8日(日)午後(本番)
    国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール
     ※詳しい練習日程は、楽譜送付時にもお知らせします。

■練習指導 
 ・スズキ・メソード指導者

■参加費 
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番に参加希望の方 8,000円
・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲に参加希望の方 6,000円
・パッヘルベルのカノンのみに参加希望の方 3,000円
・全曲に参加される方 12,000円
・キラキラ星変奏曲のみの参加は、無料です。
    ※カノンに出演される方は、キラキラ星変奏曲にも出演できます。
    ※参加費は練習時に集めさせていただきます。
    ※感染対策、リモート配信の試みなどのために、価格改定をしております。

■申込先 
  下記申し込みフォームをご利用ください。必要事項にご記入の上、最後に「送信」ボタンを押してください。

 ※記録のためのDVDなどの作成、および公式サイトなどでの当日の写真を公開させていただきますことに、ご同意いただける皆様にご出演をお願いします。

■お問い合わせ 
 お問い合わせは、メールでお願いします。 →お問い合わせメール

チケットに関する情報です!

 来たる5月8日(日)に開催しますOB・OG会第14回コンサートのチケットを、下記の方法で販売します。竹澤恭子さんのソロ、豊田耕兒先生の指揮でOB・OG会の特設オーケストラの皆さんとの共演を、会場で、生でお楽しみください。

チケット入手方法は2通りあります!
①銀行お振り込み
 OB・OG会事務局宛に、まず、メールでお申し込みください。その際に、郵便番号、ご住所、お名前、チケット枚数をお知らせください。
 →OB・OG会事務局メールアドレス 
 その上で、下記口座に、5月1日までにお振込みください。その際に、チケット料金×枚数+送料200円をお願いします。
 チケット1枚の場合 1,000円+200円=1,200円
 チケット2枚の場合 2,000円+200円=2,200円
 チケット3枚の場合 3,000円+200円=3,200円
となります。なお、お振込手数料は、別途ご負担願います。

 三菱UFJ銀行 神保町支店(013) 普通 0103307
 スズキ・メソードOB・OG会 キムラシンイチ

 OB・OG会特設オーケストラに出演の皆様には、練習時に配布します。

②teketによる販売
 今回、新たにteketのシステムを使い、チケット販売を行なうことにしました。クレジットカード決済、もしくはコンビニ決済(ローソンのみ)が選べます。ただし、初めての方はteketの会員登録が必要になりますので、会員登録(無料)の上、チケットをご入手いただくことになります。 以下のサイトをクリックするか、QRコードからお入りください。
 https://teket.jp/3355/11946

2022年3月19日(土)、
福岡市で「楽器を持って集まろう会」を開催しました!

→詳しくはこちらをどうぞ

コンサート出演の皆様、練習会場が変更になりました!

 4月29日、5月3日、5月7日の練習会場が以下に変更になります。

 国立オリンピック記念青少年総合センター
 カルチャー棟 リハーサル室(B1F 大ホール楽屋口の向かい側)

 お間違えのないようお越しください。

 また、5月3日の練習は「カノン」はありません。
 練習スタートは13:30になります。

 5月7日(土)の最終練習は以下の時間割で行なう予定です。
 ご参加される曲目に応じてご出席ください。

 (練習時間)
 13:00 パッヘルベル:カノン
 13:15 ヴィヴァルディ:a-moll ~ 鈴木鎮一:キラキラ星
 13:50 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
 15:10 バッハ:ドッペルコンチェルト

2022年5月8日(日)
圧倒的なオーラに包まれた竹澤恭子さんと初共演!

  5月8日(日)に、足掛け3年ぶりに国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催されたOB・OG会の第14回コンサート。「世界のタケザワ」と称される、スズキ・メソード出身で、ヴァイオリン科特別講師の竹澤恭子さんとの初の共演がようやく実現しました。しかも、指揮には公益社団法人才能教育研究会名誉会長で、今なお後進の指導に情熱を捧げておられる豊田耕兒先生をお迎えしました。スズキ・メソード出身のOB・OGたち、そして現在レッスンを受けていらっしゃる「大人のスズキ」の皆様、さらには、この日の前半のアンサンブルフェスティバルに出演した子どもたちも参加しての、久しぶりに生演奏の楽しさとアンサンブルすることの醍醐味が実感できるコンサートを開催することができました。

 竹澤恭子さんからは、事前にメッセージをいただいていました。紹介しましょう。
何年も前からOB・OG会との共演のお誘いをいただきながら、日程調整がつかず実現できませんでしたので、このほどの共演、とても嬉しく思っております。
山村晶一先生の指導を受ける竹澤恭子さん ともに鈴木鎮一先生の教えの中で音楽を育んでいらした皆様とは、必ずや共通点を感じるものと、楽しみにしております。演奏させていただきますモーツァルトのコンチェルト4番は、指導曲集第10巻を締めくくる大切なレパートリー。小学校1年生のときだったと思いますが、この溌剌とした4番のコンチェルトを弾くことができたら、ずうずうしくも一人前になれるような気がして、早くこの曲を弾きたいと思っていたことが思い出されます。その後、演奏活動の中で幾度か演奏する機会がありましたが、この曲のファンファーレのような冒頭を聴くたびに、あの頃の私を思い出したものです。 このたび、この思い出の曲をOB・OG会の皆様と演奏できますこと、感慨深いですが、あの頃の私がいろいろな音楽経験のもとにたどり着いた「今」を表現できるようなモーツァルトが演奏できたらと思っております。
 昨今のコロナウイルスにより、今、全世界が厳しい情況の中、懸命に戦っております。このような情況下におかれますと、日々当たり前に生きていたことが、いかにありがたいことであるかを思い知らされます。
 自分の愛する音楽を演奏させていただけることのありがたさ、一音一音に感謝の気持ちを込めて演奏していきたいと思います。そして、その音楽が皆様の生きるエネルギーになるようなことがあれば、それ以上のことはありません。」とのことでした。


 竹澤恭子さんの演奏は、モーツァルトの軽やかさと華やかさを十二分に感じさせながらも、ダイナミズムに溢れた歌い込みに一際大きな特徴がありました。同じ舞台にいるOB・OG会のメンバーたちも、その紡ぎ出される音の一つひとつに思わず引き寄せられてしまう体験を味わうことができました。強い意思のこもった表現力は、新鮮で、自由で、音楽の喜びに大切に包まれているかのよう。ブラームスとの交流で知られ、かつカール・クリングラーの師でもあったヨーゼフ・ヨアヒム(1831〜1907 )版で演奏されたカデンツァは、まさに恭子さんの真骨頂。音の洪水の中に光が差してゆく様を感じさせました。聴衆からも、「圧巻のブラボー」「音と次の音とのつながりも、間の取り方も、”余裕があるおしゃれ”という感じ」と絶賛の声が寄せられました。
 
 続いて演奏したのが、バッハのドッペル。OB・OG会では、以前に木村眞一会長と紿田俊哉副会長のお二人で、同曲の演奏を披露したことがありました。今回は、OB・OG会がお世話になっている関東地区ヴァイオリン科指導者の守田千惠子先生と守田マヤ先生よる、息のあった親子共演が実現。ソロを終えたばかりの竹澤恭子さんがコンサートマスターに、そして豊田耕兒先生の指揮という豪華な布陣は、まさにOB・OG会ならではでしょう。

 そして、おなじみのパッヘルベルの「カノン」が、関東地区チェロ科指導者の宮田豊先生の指揮にかかると、曲のイメージがよりダイナミックに、そして文字通り「豊か」になりました。宮田先生らしいアプローチの仕方は、この曲の魅力が増すことに成功しました。

 最後は前半のアンサンブルフェスティバルに出演した生徒さん、そして会場にヴァイオリンを持参した生徒さんたちとの共演。ヴィヴァルディのa-mollから第1楽章とキラキラ星変奏曲。いずれも竹澤恭子さんの音頭で進めるという、OB・OG会らしいスタイルとなりました。こうした世代を超えての共演は、全員がスズキ・ファミリーとして感じられ、充実した時間となりました。
 あらためて、この日のプログラムは、次のとおりです。
  ①モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218
      ヴァイオリン 独奏:竹澤恭子 指揮:豊田耕兒

  ②バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV 1043
      ヴァイオリン 独奏:守田千惠子、守田マヤ 

     コンサートマスター:竹澤恭子
      指揮:豊田耕兒  

  ③パッヘルベル:カノン
      指揮:宮田豊

  ④ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1楽章
  ⑤鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲

2022年9月
ヴァイオリン科出身で医師として、さらにはヴァイオリニストとして活躍される金森圭司さんの近況です。

この9月18日には、ワールド・ドクターズ・オーケストラでのボストンでコンサートマスターの大役を務められたばかりです。これまでの歩み、近況をお寄せいただきました。

→詳しくはこちらをどうぞ

2022年12月24日(土)23時〜BS朝日
チェロ科出身のチェリスト、宮田大さんのドキュメンタリー番組!

志を持って『自分流』の探求をする人々に密着するドキュメンタリー番組「自分流~“知”の探求者たち~」に、宮田大さんが出演されます。大さんからのメッセージです。「演奏会の裏側やプライベート、音楽への向き合い方などの私の姿を密着してくださっています。是非是非ご覧いただけましたら幸いです!」クリスマスの夜を大さんの番組で過ごしませんか?

→詳しくはこちらをどうぞ