2016年の主な活動内容
OB・OG会第9回コンサート参加者募集のお知らせ
いつものように、5月の心地よい季節の中、9回目となるOB・OG会のコンサートを開催します。今年もスズキの子どもたちが日頃の研鑽ぶりを発表するアンサンブル・フェスティバルとの共催です。5月15日(日)13:00開演、場所はいつもの国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホールです。今回は、OB・OG会の木村会長、紿田副会長をソリストに迎え、バッハのドッペル、そしてシューベルトの歌心満載の名曲、弦楽四重奏曲「ロザムンデ」より抜粋で演奏します。ふるってご参加ください。
指揮者には、第4回、第6回、第8回コンサートに引き続き、スズキ・メソード ヴァイオリン科出身で、ワグネルソサエティオーケストラで活躍後、NHK交響楽団を経て、医学の道に転じた金森圭司さんが登場されます。ご期待ください。
コンサート終了後には、簡単な「懇親会」も予定しています(詳細は後日発表します)。
1)「第21回アンサンブルフェスティバル」&「スズキ・メソードOB・OG会第9回コンサート」
13:00~16:30
※OB・OG会の登場は、15:00過ぎを予定しています。
2)懇親会: 17:00~19:00頃
「OB・OG会第9回コンサート」出演者募集要項
■日時 2016年5月15日(日) 開演13:00
■場所 国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
■応募資格
(1)スズキ・メソードOB・OGの皆様
(2)スズキ・メソードを学ぶ大人の会員の皆様
(3)できるだけ多くの練習にご参加ください。前日、当日午前中の「リハーサル」への参加は必須です。
※いずれも「OB・OG会」にご登録されることを前提とさせていただきます。→「OB・OG会」への入会
募集人数 約50名(ヴァイオリン32名、ヴィオラ8名、チェロ8名)
※ヴァイオリンパートは、音のバランスなどの都合で担当パートを指定させていただく場合がございます。
■曲目
①パッヘルベル カノン
②シューベルト 弦楽四重奏曲第13番 イ短調 「ロザムンデ」 D. 804〜弦楽合奏版より第2楽章と第4楽章
③バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲(Vnソロ 木村真一会長・紿田俊哉副会長)
④ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1楽章
⑤鈴木鎮一 キラキラ星変奏曲
※複数の曲に応募可能です。
※ご参加いただけることになりました方には、楽譜の送付にてお知らせ申し上げます。
■練習日程
(1)4月29日(金・祝)13:00~17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 練習室43(カルチャー棟4階一番奥)
曲目:全曲
(2)5月7日(土)13:00~17:00(指揮:金森圭司さん)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 練習室43(カルチャー棟4階一番奥)
曲目:全曲
(3)5月14日(土)13:00〜17:00(指揮:金森圭司さん)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 練習室43(カルチャー棟4階一番奥)
曲目:全曲
(4)5月15日(日)午前 ステリハ(指揮:金森圭司さん)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
午後本番 12:30開場 13:00開演となります。
※詳しい練習日程は、楽譜送付時にもお知らせさせていただきます。
■練習指導
・指揮者 金森圭司さん(ヴァイオリン科出身、医師)
・スズキ・メソード指導者
■参加費
・7,000円
※参加費は練習時に、集めさせていただきます。
■送付先
参加をご希望の方は、
申込用紙をダウンロードし、必要事項をご記入の上、Faxか郵送でお送りください。
同じ内容をメールでいただいてもかまいません。
→第9回コンサート参加申込書
いずれの場合も、「スズキ・メソードOB・OG会」事務局宛となります。
Fax. 03-3295-1448
郵送 〒101-0062
千代田区神田駿河台2-3-16 駿河台スカイビル3階 公益社団法人才能教育研究会 東京事務所内
「スズキ・メソードOB・OG会」事務局
メールinfo@suzukimethod-obog.com
※記録のためのDVD作成、および公式サイトなどでの当日の写真を公開させていただきますことに、
ご同意いただける皆様にご出演をお願いします。
■お問い合わせ
お問い合わせは、メールでお願いします。 お問い合わせメール
キラキラ星とアーモールを一緒に弾く人、大募集!
2016年5月15日(日)のOB・OG会第9回コンサートでは、最後にヴィヴァルディの協奏曲イ短調第1楽章(アーモール)とキラキラ星変奏曲を、当日出演の子どもたちとOB・OG会メンバーが一緒に大合奏します。
この2曲につきましては、「一緒に弾いてみた〜い」という皆さんのご出演、昨年同様に、大歓迎です。
5月15日(日)当日、11時30分までに、大ホール受付にて、登録をすませていただければ、本番舞台に乗ることができます。どなたでもOKです。ただし、当日、本番前の11時50分からオーケストラとの合わせ練習をしますので、その前までに受付をすませていただきます。ご自分のヴァイオリンを忘れずに、お越しください!
OB・OG会第9回コンサート、終了しました!
まずは、恒例のバッヘルベルのカノンから。曲としての盛り上がりや歌い方、そしてヴァイオリン3パートのバランスなどをしっかり練習して臨みました 2016年5月15日(日)、第21回アンサンブル・フェスティバルとスズキ・メソードOB・OG会第9回コンサートが国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催されました。
今回は、「祝 才能教育研究会70周年」と銘打ち、アンサンブル・フェスティバルに出演したスズキの生徒たちとOB・OGたちが一緒になって、70周年のお祝いをしました。
前半のスズキの子どもたちによるアンサンブル・フェステバルに続き、OB・OG会の演奏曲は、
・パッヘルベル:カノン
・シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調 「ロザムンデ」 D. 804より第2楽章と第4楽章
・バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」ニ短調 BWV 1043全楽章
リコシェ・サルタート(ricochet saltato)という弓を飛ばすスラースタッカートの技法を用いるところが各パートにあった「ロザムンデ」。曲自体は素晴らしい作品でした カノンは子どもたちも参加するスタイルは、これまで同様です。「ロザムンデ」は、初挑戦曲でかなり難易度の高い曲でしたが、なんとか形になりました。そして、この日のメイン曲、バッハのドッペルです。ソリストは、現役の弁護士であり、才能教育研究会業務執行理事の木村眞一会長、元商社マンで今もオーケストラでの演奏や自身のリサイタルを開催する紿田俊哉副会長のお二人。また、指揮者には、ヴァイオリン奏者・指揮者であり、現役の医師でもある金森圭司さんをお招きしました。この演奏の実現は、「生涯教育」としてのスズキ・メソードの姿を端的に表していると言えます。
指導曲集の中でも憧れの曲の一つが「ドッペル」。子どもたちの前で演奏するのは緊張しますが、それだけにやりがいもありました 3回の練習時には、なかなかソロのお二人の呼吸が合わず、オーケストラとの調整にもかなりの時間を割きましたが、本番は無事に終えることができ、ホッとしました。それにしても70歳と71歳のお二人による演奏は、随所に音の美しさと歌心を満載されていて、小さい頃の音楽体験がいかに重要であるか、大きなアピールになったように思います。また、これまでのようにOB・OGとして国内外で活躍されておられるプロの演奏家の皆さんとは違い、お二人の楽譜は、書き込みなどで真っ黒状態。お忙しい中をこの日に備えて相当に準備を重ねていただきました音楽を長年にわたり愛好するアマチュアのお二人との共演は、OB・OG会の活動の一つの方向性も示したと言えそうです。
最後に、前半のアンサンブル・フェステバルに出演したスズキの子どもたちと、OB・OGたちの共演で、ヴィヴァルディの協奏曲イ短調(アーモール)第1楽章と鈴木先生のキラキラ星変奏曲を演奏。次の世代への懸け橋になることを願っての交流風景は、スズキ・メソードならではの姿となりました。
会場のお客様からのお声を紹介しましょう。
・特に木村会長、紿田副会長の独奏は出色でした。お二人が互いを尊重し合い、素晴らしい音色を奏で、息もぴったりで素晴らしい。ブラボーの掛け声も十分に納得できました。
・訓練された音色に陶酔した。お二人の演奏は社会的立場の高いお仕事の中で、練習時間の捻出に苦労されたはずだが、素晴らしかった。
・ステージいっぱいに全員で同じ旋律を弾くのも圧巻ですね。よくできていました。初めて拝見したコンサートでしたが、十分に聴く価値あるものと認識しました。
・盛りだくさんな内容で、夕方からの予定をキャンセルしなければなりませんでしたが、十分のその価値がありました。
・通常の発表会をはるかに超えるレベルで、演奏することの楽しさが伝わってきました。
・年をとった人から小さい子どもまで、同じ舞台と同じ感動を共有するという世代を超えた交わりは、他にはなかなか見られないのではないでしょうか。「これこそスズキ」という感じがし、とても感動しました。
次につなげるための「共演する」ことの大切さを感じさせたエンディングでした・鈴木先生から受け継がれた「音に命あり」を次世代にも引き継いで欲しい。OB・OG会の意義は、年をとっても楽しく演奏できること、新しい世代とつながっていけることと思うのです。スズキがただの習い事ではないことをアピールすることがいいのではないでしょうか。
・ますます会員が増えて、最高齢者が80歳、90歳になるまで継続して欲しい。
また、前半のアンサンブル・フェスティバルに出演した子どもたちと共演した姿にも「これこそスズキだ!」「音楽を通じての異世代交流が感動的。演奏は迫力に満ち、壮観だった。将来を担う小さな音楽家たちの登場に頼もしさも」など。「生涯教育」の大切さと、「大人のスズキ」があることも紹介した木村会長の最後の挨拶スズキの生徒たちとOB・OGが一堂に会してのこのスタイル。すっかり定着しました。
70周年を記念する今年の夏期学校でも、8月2日には、夏期学校に参加する現役の生徒たちと申し込まれたOB・OGの皆さんとが共演する記念コンサートが、松本市総合体育館で開催されるだけに、こうした取り組みはますます重要となっていきます。
OB・OG会総会を築地のイタリアンレストランで開催しました!
議長を務められた木村眞一会長 2016年7月2日(土)17:30より、築地のイタリアンレストラン「オステリアナトゥラーレ」を貸し切り、2016年スズキ・メソードOB・OG会定時総会を開催しました。冒頭の30分で、2015年度活動報告、2015年度収支報告、2015年度監査報告と、2016年度活動計画及び予算案が説明され、いずれも承認されました。また、四日市から参加のヴァイオリン科OBの清水優さんからは、東海地区へのOB・OG会推進状況についてもこれまでの経緯と今後のプランが示され、具体的な活動をさらに進めていくことになりました。あわせて、甲信地区、関西地区への働きかけも積極的に行なっていくことが、確認されました。
会員を増やしましょう!と早野龍五理事日本とドイツを忙しく往復されておられる水島愛子理事 総会に出席されたのは、20名。定例的な活動をしている事務局に加え、この日は、早野龍五理事(東京大学理学部教授、ヴァイオリン科出身)、水島愛子理事(元バイエルン放送交響楽団ヴァイオリン奏者、ヴァイオリン科出身)、理事の佐藤康光九段からもご挨拶をいただきましたアメリカから駆けつけてくださった裕子・ドライバー・リップマン先生佐藤康光理事(棋士九段、ヴァイオリン科出身)、金森圭司理事(医師、指揮者、ヴァイオリン科出身)、裕子・ドライバー・リップマン先生(米国ケンタッキー州ヴァイオリン科指導者、ヴァイオリン科出身)などの皆さんのご出席もいただきました。木村会長と紿田副会長の熱演ビデオを見ながらワイワイガヤガヤ最後は恒例の記念撮影です
懇親会では、築地の新鮮な魚介類を使ったイタリアンの前菜やリゾットにハムの盛り合わせ、チキンローストなどに舌鼓を打ちました。途中、5月の第9回コンサートで演奏したバッハのドッペルコンチェルトの収録動画を全員で見直しながら、お互いに感想を述べ合うなど、和やかな会合となりました。改めて、全員で木村会長と紿田副会長の独奏とそれを金森圭司さんが指揮するOB・OG会弦楽合奏の音の広がりを楽しむことができました。会場でのライブ録音にはハード面でのこだわりもあり、高品質の音で収録されていました。
異業種交流会でありながら、源がスズキ・メソードでつながっている心地よさがあり、あらためてスズキ・メソードの奥深さ、裾野の広がりを感じさせた次第です。早野理事からの「会員数が100数十名というのは、少なすぎます。二桁増やしましょう!」との強い激励もいただき、今後のOB・OG会の活動をさらに拡大させることを、全員で確認し合いました。
OB・OG会総会資料を公開します!
資料のボタンをクリックすると、当日の総会資料をご覧いただけます。なお、活動報告の部分は、2016年6月に松本市で行なわれた全国指導者研究会向けに作成された資料を転用していますので、2010年創立以来の活動が網羅されています。ご了承ください。
OB・OG会 会費納入のお願い
【会費お振込み先のご案内】
スズキ・メソードOB・OG会はボランティアにて運営され、企画事業および事務の諸経費は皆様の会費により賄われています。新規登録の方はもとより、継続登録の方々にも引き続き、OB・OG会へのご理解を賜り、会費のお振込みをどうぞよろしくお願いします。
会 費 3,000 円(年間:毎年5月~翌年4月)
振込み先 ゆうちょ銀行 00190-3-322743
口 座 名 スズキ・メソードOB・OG会
(振込手数料はお振込人様のご負担でお願いします)
※払込取扱票の書き方を参考に、お振り込みください。
※通信欄に、「平成28年会費」とご記入くださると大変助かります。
8月2日(土)、70周年記念コンサートを松本で開催!
2016年8月2日(火)に、松本市総合体育館にて「70周年記念コンサート」が開催されます。OB・OGの皆様にも多数参加していただける絶好の機会となりますので、夏のご予定に今のうちから組み込んでください。演奏できる曲は、すべて現役生徒の皆さんと一緒に演奏することができます。「キラキラ星変奏曲」のみの参加も大歓迎です。
日時:2016年8月2日(火)13:00〜16:00
会場:松本市総合体育館→map
曲目:プログラムをご覧ください。 →プログラム
会費:1,000円
申込:お名前、ご住所、電話番号を明記のうえ、下記まで郵送、FAX、メールにて
お申し込みください。OB・OGの皆様の受付は、当日でも可能です。
【宛先】〒390-8511 松本市深志3-10-3 才能教育研究会70周年記念コンサート係
FAX:0263-32-7451 Email:talent@suzukimethod.or.jp
70周年記念コンサート(8月2日)に出演されるOB・OGの皆様へ
8月2日(火)に松本で行なわれる70周年記念コンサート参加にあたり、参加者の方より「譜面台」を持ち込みたいとのご要望が寄せられましたが、コンサート実行委員会に確認したところ、「当日椅子も用意しますので、スペースがそれほどありません。OB・OGの方も暗譜で弾ける曲のみ弾いていただくようお願いします」とのことです。ということで、昔とった杵柄、スズキらしく暗譜で臨みましょう。どうぞよろしくお願いします。
OB・OG会の会員からのコラム記事2本を紹介しましょう。
まず、一つ目は、四日市のヴァイオリン科出身の清水優さんからの報告記事。6月5日に桑名市民会館で開かれた金森圭司さんのヴァイオリン演奏会の模様です。もう一つは、最近OB・OG会の会員になられたヴァイオリン科出身の小寺真美さんによる「OB・OG会オススメの記事」です。OB・OG会事務局では、いろいろな方々の投稿が集まることをこれからも願っています。
8月2日(火)19時30分より、松本駅近くで懇親会を開きます!
70周年記念コンサート出演のOB・OGの皆様へ
来たる8月2日(火)の才能教育研究会創立70周年記念コンサートへの参加申込をいただき、ありがとうございました。多くのOB・OGの皆様と、昔懐かしいスズキの曲を一緒に演奏できますことを、大変楽しみにしております。昔を思い出して、いい演奏会にしましょう。ところで、せっかくの同窓会ですので、当日19時30分より、松本市内で懇親会を開きたいと思います。幹事を、スズキ・メソードOB・OG会が務めさせていただきます。皆様の思い出話で盛り上がりましょう。ご参加いただけます方は、下記の内容で開催しますので、スズキ・メソードOB・OG会事務局宛てに、7月29日までにメールにて出欠のお知らせをいただけますでしょうか。
日時 2016年8月2日(火)19時30分スタート
場所 坐・和民 松本東口駅前店(松本市中央1-3-1 JR松本駅徒歩1分)tel.050-5841-5363 →Map
会費 4,000円(3時間飲み放題付き)
連絡先 スズキ・メソードOB・OG会事務局 info@suzukimethod-obog.com
以上です。
夏期学校の記念コンサートに出演されたOB・OGたちの声
2016年の夏期学校は、創立70周年を記念した内容でしたが、中でも8月2日の記念コンサートに出演されたOB・OGの皆様の腕前の健在ぶりには、松本市総合体育館アリーナを埋め尽くした聴衆の皆様から、大きな拍手をいただきました。
実際に出演されたOB・OGの皆様の感動も大きなものでした。そのいくつかを紹介しましょう!
2016年11月27日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 名古屋」を開催します!
これまでにも何度か開催してきました「楽器を持って集まろう会」を、名古屋で初めて開催します。昔懐かしい合奏練習会です。集まった皆さんで、指導曲集を使って音を出してみましょう。今回は、東海地区の指導者の末廣悦子先生(ヴァイオリン)、中島顕先生(チェロ)のご指導でお楽しみいただきます。
下記の要領で開催します。メールにてお申し込みください。→メールアドレス
楽器を持って集まろう会 in 名古屋
■日程 2016年11月27日(日)
12:30 集合
13:00~16:00 楽器を持って集まろう会
16:00~16:45 成果発表会
16:45~17:00 後片付け
17:30~ 近くの懇親会会場(我楽多文庫・一社店)にて懇親会
■会場
スズキ・メソード一社教室
名古屋市名東区一社1-89 寿山ビル4F →map
地下鉄東山線「一社」徒歩2分
■内容 合奏
教材としてヴァイオリン科指導曲集を中心に音出しを楽しみます。
ヴァイオリン科出身の方は、1巻~5巻までをご持参ください。
1巻から始めて、できるところまで進んでみましょう。
バッハのドッペルまで、いけるといいですね。
チェロ科出身の方も、1巻~4巻までをご持参ください。
■参加費 1,000円(楽器を持って集まろう会)
■参加資格 スズキ・メソード出身の方
もしくは、現在、スズキで学ぶ大人会員の方
※OB・OG会の会員でなくても参加できます。
■懇親会 楽器を持って集まろう会を楽しんだら、懇親会です。
会場は、「我楽多文庫」一社店 →紹介サイト
会費 3,000円程度
■お申し込み方法
OB・OG会事務局にメールでお申し込みください。→メールアドレス
必要事項は、次のとおりです。
・お名前
・ご連絡先電話番号
・メールアドレス
・楽器名(ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、その他)
・ご要望など
■お申し込み締切
2016年11月25日(金)
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
2016年11月27日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 名古屋」の曲目発表!
当日の演奏予定曲は、以下の通りです。
ご参加の皆様、当日は譜面台をご持参ください!
■曲目
ヴァイオリン指導曲集第1巻より
・キラキラ星変奏曲(鈴木鎮一)
・こぎつね(ドイツ民謡)
・かすみか雲か
・むきゅうどう(鈴木鎮一)
・習作(鈴木鎮一)
・メヌエット第1番(バッハ)
・メヌエット第2番(バッハ)
・メヌエット第3番(バッハ)
・楽しき農夫(シューマン)
・ガヴォット(ゴセック)
第2巻より
・ユダス・マカベウス(ヘンデル)
・狩人の合唱(ウェーバー)
・ロング・ロング・アゴー(ベイリー)
・ブーレ(ヘンデル)
・2人のてき弾兵(シューマン)
・メヌエットト長調(ベートーヴェン)
・メヌエット(ボッケリーニ)
第3巻より
・ガヴォット(マルティーニ)
・ユーモレスク(ドヴォルザーク)
・ガヴォット(ベッカー)
・ガヴォットニ長調(バッハ)
・ブーレ(バッハ)
第4巻より
・協奏曲第5番第1楽章(ザイツ)
・協奏曲イ短調Op.3-6第1楽章(ヴィヴァルディ)
・無窮動(ボーム)
・2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章(バッハ)
第5巻より
・2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章(バッハ)
■お申し込み方法
OB・OG会事務局にメールでお申し込みください。
→メールアドレス
必要事項は、次のとおりです。
・お名前
・ご連絡先電話番号
・メールアドレス
・楽器名(ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、その他)
・ご要望など
■お申し込み締切
2016年11月25日(金)
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
2016年11月27日(日)、
「楽器を持って集まろう会 in 名古屋」を開催しました!
当日の様子をお知らせします。
11時過ぎに、名古屋駅新幹線改札口で、木村眞一会長、紿田俊哉副会長を含む東京から参加の6名とこの日、指導をしてくださる末廣悦子先生、アメリカから参加の裕子・リップマン先生、そして清水優さん・緋菜子さん親子の10名が合流。お互いの近況を報告し合いながら、さっそく「名古屋うまいもん通り」でランチタイム。裕子先生から、SAA(アメリカスズキ協会)でのOB・OG会第1回コンサートを4月に開催したことが、最新のAmerican Suzuki Journalに掲載されていることがわかり、興味深く伺いました。内容については、後述します。
その後、地下鉄東山線で「一社」に向かいます。この駅から歩いて1分のところにスズキ・メソード一社教室があり、ビルの1階では中島顕先生がニコニコ顔で、出迎えていただきました。4階の教室に入ると、すでに何名かが先着されていました。お互いに初めての顔合わせですが、簡単に自己紹介などをし合いながら、セッティング。この日、集まったのは、ヴァイオリン14名、ヴィオラ2名、チェロ1名、フルート1名。鈴木鎮一先生やパブロ・カザルスの写真が見守る中、定刻の13時よりも早めのスタートとなりました。
冒頭、木村会長が「心のふるさと『キラキラ星』を持つ仲間が集まって、スズキ・メソードと出会えた楽しみを分かち合いたくて、東京ばかりでなく、各地に広げたいと思い、名古屋にやってきました。楽しんでいただくと同時に互いに交流を深めたいと思います」と挨拶。中島先生からは「どの子も世代を超えて育つ。生涯教育ですね。今日はゆっくりいい時間を過ごしたいと思います」とご挨拶をいただきました。
フルートのオブリガート付きで楽しみました いよいよ末廣先生のリードでスタートです。まずは懐かしい「弓振り」。そして、次から次へと指導曲集を演奏しました。うれしいことにフルート科の矢島朝子先生が、合奏用に作られたというオブリガートパートで参加されましたので、チェロやヴィオラ、そしてセカンドヴァイオリンパートに、フルートのオブリガートという「合奏」が、1曲目の「キラキラ星変奏曲」から成り立ったのです。斉奏も楽しいですが、合奏は、音の厚みも増し、お互いの動きもわかりますから、楽しさも格別です。
裕子先生、木村会長、矢島先生によるトリオ版キラキラ星。とても初合わせに思えないほど、素敵でした すると末廣先生から、さっそくの提案がありました。裕子・リップマン先生がウィリアム・スター先生によるヴァリエーションを弾かれていたので、さっそく木村会長、裕子先生、矢島先生でのトリオによる「キラキラ星変奏曲」を披露してもらおうというものでした。それが見事ズバリ的中。今までにない「キラキラ星」になり、みなさんから「いいね!」の掛け声と拍手も。
続いて、「ちょうちょう」「こぎつね」「むすんでひらいて」「クリスマスのうた」「かすみか雲か」「ロングロングアゴー」「アレグロ」。ここでも裕子先生と矢島先生よるデュオでヴァリエーションによる「アレグロ」となり、拍手喝さいでした。続いて「むきゅうどう」(昔懐かしいケンドール先生のピツィカート付き)「アレグレット」「楽しい朝」。すると末廣先生から、またまた提案があり、「夏期学校は楽しいな」を歌いましょう! ある時期、鈴木先生が「楽しい朝」のメロディに歌詞をつけられた! とのことで、以下が、その歌詞であることを教えていただきました。
♪夏期学校は楽しいな
朝から晩まで弾いている
そんなにおうちでやるならば
わたしもあなたもうまくなる♪
この歌詞を歌いながら、「楽しい朝」を演奏。大受けでした。鈴木先生のアイデアに改めて脱帽です。面白いのは、木村会長や紿田副会長は未知の歌詞だったことです。おそらく1970年代の作詞だろう、とのことでした。
合奏の楽しさを満喫 続いて「習作」。フルートのオブリガートパートがあるのは、ここまで。フルート科にはぜひ続編も用意していただければと思います。続いてバッハの「メヌエット第1番」「第2番」「第3番」。「ピアノのところは座って弾きましょう!」の末廣先生の一言で、ピアノのところで一斉に座って演奏。フォルテで立ち上がりますが、よる年波の皆さんには辛かったかもしれません! 続いて「楽しき農夫」「ゴセックのガヴォット」。
ここまで第1巻の17曲を制覇。続いて、末廣先生の提案で第4巻のヴィヴァルディのaモールに一足飛び。ソロと伴奏に分かれ、1楽章〜3楽章まですべてを演奏。みなさん、なかなかよく弾かれていました。特にソロパートの皆さん、きちんと暗譜でしたから流石ですね。
ここで休憩に入り、自己紹介タイムとなりました。一人ずつスズキ・メソードとの関わりやこれまでの歩みをお話しいただきました。中には、「名古屋でも中島先生が進めていらっしゃるドリームチームのような合奏団体を作りたいと思っています」とか「鈴木先生がかっこよくてね。うちの母なんかメロメロでした」とか「カザルス先生が文京公会堂にいらしたときに私もステージにいました」「今回、名古屋で開催されることになって、とても嬉しいです。これから名古屋でも広めていきたいです」「今日は、緊張してまいりましたが、皆さんが本当に鈴木先生やスズキ・メソードのことをお好きなんだなと感じて、嬉しかったです」「うちの母も鈴木先生のお話しを聞いて『誰でもできる』と言われ、ヴァイオリンを始めたんです」など、エピソードを交えて面白おかしくお話しいただきました。多士済々、それが地域を越え、時代を越えて、スズキ・メソードで繋がっていることを実感させましたし、今後への期待の言葉などもあり、嬉しく思いました。
SAA Suzuki Journalの誌面です 裕子・リップマン先生からも自己紹介とともに、嬉しいニュースも披露されました。スズキ・メソードのOB・OG会の第1回コンサートがアメリカのフィラデルフィアで2016年4月3日に開かれたというニュースです。中心となっているのがユミ・ケンドールさんで、フィラデルフィア管弦楽団のチェリスト。日本に最初にいらしたアメリカの弦楽器指導者、ジョン・ケンドール先生のお孫さんです。松本の世界大会でお馴染みのニコラス(ニック)・ケンドールさんのお姉さんでもあります。同オケの中に5人のスズキ出身者がいて、その人たちをコアに、他の指導者とともにOB・OG会〜The Suzuki Alumni Project(TSAP)を作り、今年初めてのコンサートが開かれました。そのことを記した最新のAmerican Suzuki Journalに掲載された記事には、こう書かれていました。
スズキのルーツに対して、清く、深く、謙虚に感謝の心を持ち、世界中の仲間たちがこのプロジェクトを温め、エネルギーを注いでくれたこと、そしてサポートしてくれたことにお礼を申し上げます。信頼するスズキの指導者であるエイミー・バーンステインの生徒や私の生徒、フィラデルフィアの仲間たちと一緒にコンサートを開きました。ブラームスのピアノクインテットや、ピアノソロ、チェロソロなどのプログラムでコンサートを開きました。アメリカ全土から多くのOB・OGたちが駆けつけ、またSAA(アメリカスズキ協会)の理事たちも参列してくださいました。近い将来、また開催したいと考えています。
The Suzuki Alumni Project(TSAP)
http://www.suzukialumniproject.org/
Yumi Kendall(Founder)
という内容です。今後、私たちOB・OG会としてもアメリカに生まれたTSAPとの連携を模索することになるでしょうし、お互いの交流が始まるなど、面白い展開になるかもしれません。どうぞご期待ください。
たっぷり40分かけての紹介タイムの後は、後半戦です。
いよいよドッペルです。子ども時代もドッペル=バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲は、第4巻にセカンドヴァイオリン、第5巻にファーストヴァイオリンがあって、乗り越えなければいけない大きなハードルでした。大人になってもそれは変わりありませんが、人気の高い曲でもあります。市民オケで、たまに楽屋などで指慣らしに誰かが冒頭を弾き始めると、すぐに呼応して弾き始める奏者もいて、ひとしきり微笑ましい時間を楽しめるのも、この曲ならではでしょう。
だんだんとボルテージもあがってきました 5月のOB・OG会第9回演奏会で、木村会長、紿田副会長のツートップで披露した曲ですので、臨機応変にパートわけ。末廣先生、木村会長、紿田副会長がファーストのソロを、この日、初参加の伊藤かおりさん、酒井うららさん、平子まり先生がセカンドのソロを、その他の皆さんが伴奏をするという布陣。にわか仕立ての編成ですが、そこは昔とった杵柄。よどむところなくきちんと通すことができました。ソロの6人はもちろん暗譜ですから、流石です。第2楽章も途中まで弾きましたが、残念ながら覚えていなくて残念! 譜面を用意しておけばよかったと反省した次第です。
気を取り直して、2巻に戻って、ヘンデルの「ブーレ」「ユダスマカベウス」「ミュゼット」「ベートーヴェンのメヌエット ト長調」、続いて3巻の「マルティーニのガヴォット」、そしてバッハの「ブーレ」を中島先生のチェロ独奏で原曲を聴かせていただき、みんなで合奏。「ユーモレスク」に続いて、4巻のザイツの「協奏曲第5番〜第1楽章」。ここで清水さんのお友だちの宮澤さんが見学に。オブリガートパートのある曲でまだ演奏していなかった「狩人の合唱」と「二人のてき弾兵」を合奏。「狩人の合唱」では、裕子・リップマン先生によるスター先生の「77のヴァリエーション」からの演奏もありました。フルートのオブリガートも素敵でしたし、中島先生のチェロのアンサンブルも見事でした。
そして、昔は指導曲集になかった、カール・ボームの「無窮動」。さすがに皆さん、譜面にかじりついての演奏となりました。でも、しっかり弾けていましたよ。すかさず末廣先生から「フィオッコのアレグロを弾きましょう。これなら弾けるでしょう」と。皆さんの様子もフィオッコの方が慣れている感じ。やはり子ども時代の体験に勝るものはないようです。「では、研究科のロンドは?」事前の予告がありませんでしたので、さすがにここまでは難しかったようです。
そこで成果発表をすることにしました。ヴィヴァルディの「協奏曲aモール」と「キラキラ星変奏曲」をチョイス。2回目ですから、さらにスムーズになりました。録音も録りましたので、ここで準備ができ次第、発表させていただきます。少しお時間をください。
最後に「アンコールをしましょう」ということになり、紿田副会長がヴィタリの「シャコンヌ」を弾き始めると、なんとヴァイオリンの皆さんが弾き始めました。初参加の角田さんの感想が「中学以来でしたけれど、何とか弾けました」。実に素晴らしいですね! ウン10年弾いていなくても、弾けてしまうことの驚きを実感した次第です。
さして、最後の最後のアンコールがドッペルの1楽章。すると「途中で入れ替わったりしますか?」と質問があり、「さすがにそこまでは」と大爆笑。「階段を上ったり、降りたりしながら、弾いたよね」というエピソードも紹介されたほど。演奏も締めくくりにふさわしい、しっかりした演奏になりました。
ということで、17時半まで、みっちり演奏三昧。この後は近くの居酒屋さんで懇親会。2次会、3次会と宴は続きました。今回、名古屋で初めて開催した「楽器を持って集まろう会」は、このようにして終わりました。お疲れさまでした!
最後は恒例の全員記念撮影