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VOICE
スズキで育った
「先輩たち」からのメッセージ
OB・OG会は、こうした「先輩たち」と共演してきました
モーツァルト作品に
一貫してある内面性に
感じ入るところが
たくさんあります。
宮前丈明
フルート科出身
フルート科特別講師
フルーティスト
ピッツバーグ大学医療センター上席研究員
「1979年1月、小学6年生の時、ハワイ大学にて開催されたマルセル・モイーズ先生のマスタークラスに参加させていただく機会をいただき、その時にこのK314、ニ長調のコンチェルトの全楽章を、入念に見ていただきました。今のフルート指導曲集の強弱、アーティキュレーションや表現技法は、このレッスンでモイーズ先生が総体的に語られていたことも反映されています。モイーズ先生の解釈を超える演奏というのはなかなか難しいですが、初心に戻ってモーツァルトの魂の片鱗でも掴めたらと思っています」
音をどう感じ、
歌うか。それを
スズキで学びました。
竹澤恭子
ヴァイオリン科出身
ヴァイオリン科特別講師
ヴァイオリニスト
「大切なのは活きた音を出すこと、そして磨き続けること、それをスズキ・メソードで徹底的にたたきこまれました。
私がメソードで培ったのは、自分の音の良し悪しを聴き分ける耳を持つこと、そして、声楽家にとっての声と同じように、演奏家にとって音は命であり、それは人間性をも表すものであり、一生磨き続けていくものである、ということだと思います」
スズキ・メソードの
勉強での到達点が、
モーツァルトでした。
渡辺玲子
ヴァイオリン科出身
ヴァイオリニスト
国際教養大学特任教授
「3歳半から7歳になるまで続いた私のスズキ・メソードの勉強過程での到達点が、このモーツァルトの5番のコンチェルトであり、最後に参加した小2の夏期学校では模範演奏をして鈴木鎮一先生に褒めていただいた思い出があります。何度弾いても新たな喜びと驚きを感じさせてくれる素晴らしいコンチェルトです
」
第12回コンサート(2019年5月12日)では渡辺玲子さんの魅力的で神がかり的なオーラをともなったモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番を演奏。指揮は金森圭司さん。演奏後、会場のあちこちでスタンディング・オベーションがありました。
スズキ・メソードは
毎日続けてゆく
楽しい「生活習慣」!
宮田 大
チェロ科出身
チェリスト
「とにかく小さい頃から耳で聴いて、次々に曲を弾いて。あの頃たくさん弾かせてもらっていたことが、一番大きかったと思います。スズキ・メソードは一人ではありません。グループレッスンで若い人から年配の方まで、いろいろな方々と一緒にレッスンを受けられます。サッカーや野球のような団体競技のイメージがありました」